意識の何パーセントかが、常に彼に向いていた一日。 声が聞こえてくると、耳を澄ませてしまう。 (しかも、彼の声はよく通るのだ。)
でも、彼の目は、きちんと見ることができなかった。やれやれ。
ところで。 某嬢は、影ではもっぱら、先生のことをあだ名で呼ぶ。 (あだ名は、もちろん彼女のつけたモノ。) 今日は、結果がおかしかったらしく、 「○○っち(先生のあだ名)に相談しないとダメですね」と呟いていた。 はっきりと。
?! 先生、一応、この部屋にいるんですけど…。 その場にいた私とHくんは、即座にフリーズ。 (私は、その後、こっそり大爆笑。) 変な言葉が口癖になってしまうと、危険だわん。 気をつけねば…。
バイトから帰ってきて、彼のことを考えてみた。 この間のハナシ、気にし過ぎちゃダメだ思った。
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