職場の桜が一斉に咲き始めました。 野の花々も満開。 震災の後でも、春の風景は美しいです。泣きたくなるくらい。
そんな昼下がり、先生とちょっとだけお散歩。 (いやいや、サンプルを解析に出しに行っただけ。)
前の職場の隣を通った時に、 「知っている人に会ったら、イヤだなあ。」と呟いたら、 「『やあ!』とか、言っちゃえばいいんだよ! (僕だって)ここに苦手な人、たくさんいるよ。」 と先生にぼそっと言われまして。
なんだか、もう誰に会ってもいいや、って思えるようになりました。 言いたいヤツには言わしとけ、みたいな。
ここのところ、ラボが益々賑やかなのです。 先生も同僚もおしゃべり好き。 とっても楽しいんだけど、なんだか疲れちゃって、今日の帰り際、イラッとしてたんですが。
でも夜になって、昼間の出来事を思い出しちゃったりすると、 どうしてイラッとしていたのか、さっぱり分からなくなってしまうのです。
ある種の”力み”みたいなものが私にはあって。 そんな”力み”なんて、なくしちゃえばいいじゃん…と言われているようであり。 でも、それをなくすことで、別の何かを失うことになるのかもしれない。
どうしたら、もっと生きやすくなるんだろう。
そして、先生の後ろを歩きながら眺めた春の風景は、ものすごく胸に沁みました。
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