小豆の日記

2011年04月06日(水) 春の風景

職場の桜が一斉に咲き始めました。
野の花々も満開。
震災の後でも、春の風景は美しいです。泣きたくなるくらい。


そんな昼下がり、先生とちょっとだけお散歩。
(いやいや、サンプルを解析に出しに行っただけ。)

前の職場の隣を通った時に、
「知っている人に会ったら、イヤだなあ。」と呟いたら、
「『やあ!』とか、言っちゃえばいいんだよ!
(僕だって)ここに苦手な人、たくさんいるよ。」
と先生にぼそっと言われまして。

なんだか、もう誰に会ってもいいや、って思えるようになりました。
言いたいヤツには言わしとけ、みたいな。


ここのところ、ラボが益々賑やかなのです。
先生も同僚もおしゃべり好き。
とっても楽しいんだけど、なんだか疲れちゃって、今日の帰り際、イラッとしてたんですが。

でも夜になって、昼間の出来事を思い出しちゃったりすると、
どうしてイラッとしていたのか、さっぱり分からなくなってしまうのです。

ある種の”力み”みたいなものが私にはあって。
そんな”力み”なんて、なくしちゃえばいいじゃん…と言われているようであり。
でも、それをなくすことで、別の何かを失うことになるのかもしれない。

どうしたら、もっと生きやすくなるんだろう。


そして、先生の後ろを歩きながら眺めた春の風景は、ものすごく胸に沁みました。


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