こんなことしている場合ではないのに… なぜか今日はあたし、ミュシャ展に行ってしまいました。 今度の会社に提出する印鑑も買っていないし、 写真も撮っていないというのになんでしょう?この無謀な計画。 印鑑ないの不思議かな? ああ、結婚した時に自分の印鑑はすべて名前の方に変更してしまったし、 会社用はシャチハタで問題なかったので朱肉の必要な印鑑なんて買わなかったんです。 今時、朱肉の必要な印鑑なんてやめようよ。押す時、はっきり言って面倒くさいじゃないですか。(泣)
上野の東京都美術館。 久しぶりにきっぱり晴れた東京の街は人出が多く、 ミュシャ展は満員電車並に人と体が触れ合う、どころか酸素が足りない! こんな展覧会は久しぶりですよ。 でもせっかく来たので、あまり見たことのないミュシャの油絵とかパステル画を近寄ってじっくり見せてもらう。 ポスターの彼の絵の等身大?をみたのははじめてで、 縮小されているとつぶされる筆の色ムラとかがわかってびっくり。 ある意味人工的な曲線とか色合いと思い込んでいたのですが、CGとはやっぱり違うのです。 人が書いたものなんだとなぜかショック。 とか眺めているうちにパリから晩年にチェコに帰ってからの油絵のコーナーにゆきつく。 「百合の聖母」あどけなく未来を?空をみつめる女の子供をみまのる聖母のうつくしさったら圧巻です。頬のつべつべした赤さの女の子の生命の輝きと、しなやかな髪と百合を背面にした聖母の静寂の美貌がきわだってます。 観にいってよかった! でも一番見て心が動揺したのが、彼がサラ・ベルナールの絵を書いた一群の中に「メディア」があったことでしょうか。5月にみにいくので大竹しのぶとサラ・ベルナールがなせかだぶる。(え?) そうして、そのおなじみの長細いポスター絵の下の方に、よくみると彼女がどうやら殺したらしい女の人が倒れている…。きれいなパステル色に騙されがちですが、「ハムレット」のポスターも下の方に入水したオフェーリアが寝てた。 この時代のポスターってこういう題材で許されるんだ…ね。(汗)
ミュージアムショップでフランス国立美術館連合のアクセサリーを買う。 フランス王家の百合の紋章のペンダントv こんなところでもライファーである自分を忘れない私です。(爆) あ、 広島公演時はちょうど草間弥生さんの展覧会が全国巡回して広島でみれるはずなので、昼間はそれをみる予定。 昨年竹橋の近代美術館で見てはいるのですが、「発展してゆく予定」とかパンフに書いてったので、これもまた舞台と同じ追っかけてみたいっすよ。
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