2005年04月07日(木) |
きらきらの春をもらう2 |
6日日記続き。 広島市についてから一度ホテルにチェックインして一眠りして会場に向かう。 会場時間には15分くらい早かったので、同じ建物にある図書館で『ダヴィンチ』ののだめ特集とかをぱらぱら読んでから中へ。 先に言ってしまいますが、その日、私席はとてもよかったのですが…、 いろんな事情(笑)で途中で一時離脱。 ロビーで休んでから一番後ろの空いていた席でみてました。 写真を撮れない位置にいったのは残念ですが、 芝居を観にいったので、大楽をにみれるだけで満足です。
楽とか気負わずに普通に観劇日記。 だって楽だから来たのではなくて、 笠原さんと山本さんのコンビの舞台ってみたことないなあ、みたいなあ、というのが一番の興味であたしはチケットをとったんですよ。(笠原さんと山本さんは、あたしがライフを観始めてからふたりが舞台で話をしているのは変則ドリアンのみ、本公演はない) どんな19ムトーになるのか想像もつかなったのです。 でも、このふたりの台詞のやりとりが一番あたしの胸には響いたかな〜。 新納山本だと、二人のつながりの最初が1部の最後の「お前を殺す」とかいう、あの場面からいきなり盛り上がってくるのですが、 笠原山本の最初のお互いをみるきっかけは、その前だった。 1020シリーズがきて、ムトーの首を絞めるあたりの最初の19の疑問が明確に届いて、それに対してムトーが真剣勝負で生きる意味を答えていたとこ。 台詞はいろんなところで使われてきたので、ある意味見せ場の一つであることは知っていたのだけど。 なんだろう?それまでというか昨日までぴんとこなかった。(馬鹿) この場面はいくらリオンに自己破壊を命じられても特に感情に流される話し方とかを笠原さんはしてるわけではないのだけど、台詞の意味を人に伝える力がすごくあるのかな? 昨日きいて、すうっとふたりの言葉が耳に入ってきて、そのまま頭に残り、 その後の19とムトーの互いを気にする台詞を吐く為の、最初のポイントになる場面であることをあらためて感じさせる場面になった。 そしてその場面から、19のサイバノイドの苛立ちと苦しみが始まり、ムトーは生きる意味をサイバノイドの彼を通して考えたんだ〜なあとやっとわかった。(駄目…… だからあたしにははっきりとテーマを舞台に表現できる役者ふたりのOZというのが感想。 笠原山本コンビ、観にいってよかったです。ほんとに。
高根ネイトはね、 やっぱり山本ムトーといると少しクールさは薄れるようなネイトなのですが(アレ?)、 ちゃんと24にねじれた愛を持ち、 ムトーに友情を持ち、 軍人としての誇りも持って死んでいった。 あたしは、 あなたに満足です。 前髪切っちゃって、ちょっと可愛かったけどねv(爆)
あと、まだまだ語りたいことはおおいのだけど、 大体3月の感想と重複するのでどうでもいいですね。 またきっと、まだメッシュモードにきりかわることなく、 あたし、また普通にOZを語る日記が続くと思うし。(えー?)
カーテンコールはきらきらの桜?雪が天から降ってきて、 挨拶する間中降り続く。
きらきら、はらはらと。
晴れ晴れとした役者さんたちの顔と、 きれいな光に舞う破片があんまりキレイでなんだか涙がでてきた。 このひと月の舞台が本当によみがえってきて、全部がうれしくて、 つい、あたしは立って拍手してしまったよ。 なんか皆何故かスタンディングでしたねvv ひさしぶりにスタンディングなんてみた。 自分がその場にいられるのは楽しいものです。 また来年、どこかでこんな気持ちを味わいたいと思った。 (こそっと決心、笑)
↓は何故か帰りに劇場で配っていた風船。なんで配ってたの? 飛行機にのせることは出来ないけど、でも、一応貰って(貰うのかっ!) とりあえず一日ホテルで一晩愛でさせてもらいました。

そうだ!yokoのうそつき。芳樹さんは痩せたままだったよ〜っ!(泣) いつ回復予定?(号泣) まあその分、〜(以下略) ますます顔がほっそりしてらして、そりゃあ綺麗でしたが。(爆)
翌日霧雨降る広島から、くそ暑い(下品)東京に帰ってきたら、 勢いよく家で猫が迎えてくれました。 手をだしたら、 「にゃああーーーん」って、 あたしの手の匂いを嗅ぐの。 春の匂いがした?スズ。
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