おととい、篠田真由美さんの「胡蝶の鏡」を買い、 久しぶりに桜井京介さんと再会。
再会。 桜井さんはあたしが密かに94年から追いかけている建築探偵。 なんと10年以上っすか? 長いわ。 でもまだ物語は…2005年ではありません。 すっかり歳の差ができてしまって少し寂しいので、 桜井さんには駆け足で年をとっていただきたいと思います。(激望)
大体日本では、普通のミステリーでなく、 少しカルチャーのお勉強がはいったミステリーが売れるのだそうですが、 これはまさにその典型かな?と思う。 とうきょうでバブル期からずっと古い汚くて可愛いような形の建物が 壊される時代に興味深い「建築探偵」として、 明治大正の建物の沢山うんちくたれながら(笑)解決に挑む話が続く。 しかも美貌の名探偵!っすよ。わあ。 さらに今回、彼は生活することに目覚めたらしく、 掃除洗濯ジム通いvもしているらしい。 さらりとした前髪で顔を隠しつつ世間を渡ってきた桜井さんがそんなことするなんてちょっとラブリです。うふ。 ……すいません。 ここは所詮るなふのサイトですから、かってなことで盛り上がってて相当腹立たしくてもこらえてください。
今回は東京が舞台ではなくて、ベトナムです。 ベトナム戦争時期だけでなく、第二次世界大戦時の日本との係わり合いなどもふくめつつ、話が進む。 あたしは第二次世界大戦時、中国とか韓国とかインドネシアとかは認識しているつもりでしたけど、ベトナムまでは知らなかったので結構ショックかな。 だからといって今あたしがどうしたらいいか皆目わかんないですけど、 篠田さんいわく、 「アオザイと生春巻きだけで終わらない旅」 をさせられた気分です。 少しもう少し、どこかで詳しくベトナムの歴史を調べたいな。(←典型的な踊らされる読者) 少しでも知ってしまった以上、ベトナムにいつか行くとき、ベトナムの人に出会ったときには、今までとは違う態度で接したいから。
とはいいつつ、連休なのでDVDもさわさわみてます。 ヴァンヘルシング、 七ボウ星(新感線)とか。 話の感想はまあ、おいとくとしてね。(え?) 粟根さんをみて、 ヴァンヘルシングの狼男のダンサー?ウィル・ケンプさんよりも やっぱり日本人でステキメガネ好きなあたしにふと気がついた…。 そういえば新感線グッズが売っている場所でぼうっと、 「あ、古田さんのだ…」とみてたら、その売ってらっしゃる方に、 「おなじもので、粟根さんのもありますよv」 とすかさず言われた記憶があります。 あたし、ひと目でメガネスキーとばれるらしいです。(泣)
っていうか、世間はそうとうメガネスキーが繁殖しているんだよね? と思いたい……かな。(汗)
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