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押し入ってきたペニスは すぐには動かず、じっと 私の中を広げていた。 締めて形を確認したい、 そう思って私も動かずに いた。 ぐぅっと奥を押されて 顎が上がる。ピストン していないのに、こんなに 気持ちいいのは久しぶり。 でもやっぱり動いて 欲しい、そう思ったら 動いていた。想いと 感覚がついていかない。 抱きかかえられて、 座位に変わる。あ、今 腰を動かしたらきっと 気持ちいいはず、と 私は自ら動いていた。 アソコを打ち付けて 出入りするペニスを 感じていたかった。 片足を持ち上げられ、 身体を回され、 流れるようにバックへ 移る。 覆いかぶさるように するのがいい? 枕をを抱いて、 もっと足を開いて、 と恥ずかしい指示に 従いながら、一番好きな バックをしてもらう。 奥に当たって下半身が ビクビクする。 ほら、イッてるよ イッたよ、 と言われた。 後で聞いた、身体はもう イッてる、とはこのこと だったみたいで、でも 私にはよく分からなかった。 確かにピストンよりかは 増した快感がカッときて 身体の中でなにかが はじけたような気がした。 けれどもそれは、私が 思っていたような、見て きたようなイクのとは 少し違っていた。 もっと気を失うような、 なにも考えられなくなる ような、そんなどうしようも ない感覚になるのでは ないか、と期待していた から。 よっぽどピストンされて いる時の方が、おかしく なりそうだ。 そう今みたいにバックで ピストンされている時。 イッてもいい? そう言ってから施術師は 果てた。 ぐったりする私にパジャマを 掛けてくれ、彼は身支度を 進めていた。 会った時と変わらぬ口調で 世間話をする施術師を まどろんだ私はふーんと 聞いていた。 あ、裸のままじゃ嫌だ、と 思い、私はパジャマを着て 立会人の到着を待った。 |