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文字通り崩れ落ちた私は たった数本の指に支配され わあわあ言うだけのものに なった。時折ビクビク 震える下半身を見て、 施術師は、またイッたね と嬉しそうに言った。 イク度、体力が少しずつ 減っていく。それもまた 私がイッていることを 自覚させてくれた。 仰向けにさせられ、挿入と なる。施術師の肩に両足を 引っかけ奥まで挿れる。 ぐうっと押し込まれる感触。 前回気づいたことだが、 この感触がとても好きだ。 そしてこの感触がする時は イクときだった。 その時は息もできない、 声も出せない。顔をしかめて 施術師の上半身を支える その腕を叩いて伝える。 身体の中心から何かが 膨らんで脳へ向かって 破裂する。下腹部が熱い。 どんどん汗ばんでいく 身体が、特に曲げたひざの 裏が汗でぬるつく。 深い挿入を求める私は 施術師の負担を減らしたくて 自分で膝の裏に腕を入れ 出来るだけ足を開き 自分自身を凹凸なく フラットな体勢にしようと 努めた。 それを知ってか知らずか、 施術師は長い間正常位を してくれていた。 |