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そろそろイクね、 と終わりを宣言され、ちょっと さみしくなった。 何度か声をあげ、出し切るように 大きくピストンする施術師を 上に感じながら、今日の行為は 終わった。 いつもより長く私の上に乗った ままの施術師にいたずらをする。 膣を締めてゆるめてを繰り返すと その度、彼は小さく声を出す。 わたしは一人にやけながら、 施術師が離れるまでそれを続けた。 ゴムを押さえながらペニスを 抜き、施術師はティッシュを とって後始末をしていた。 結局血は出ず、ベッドを派手に 汚すこともなく安心した。 施術師とならんで寝ころび、 少しのピロートーク。その後 施術師はシャワーを浴び、 着替え、ハグをして出て行った。 別れ際に、 この後デリヘルボーイでも 呼んでいいよ、 と余計なひと言を残して。 私はと言えば、バスタブのお湯を 入れ直してのシャワータイム、 備え付けのコーヒーをドリップ してからのランチタイム、あげく AVを鑑賞し部屋を満喫した。 でもさすがにさみしくなって、 17時を大きく前倒して部屋を チェックアウトした。 ひとりでエレベーターに乗り、 1階でドアが開く。開いた向こうに 2組のカップルが待っていて ちょっと気まずい。 ラブホもいいけど、ひとりで 出るのは更にさみしいな、と 今日このホテルに入った時の ような気持ちに戻ってしまった。 地元へ移動し、カフェに寄る。 今日のことはICレコーダに 録音してたけど、聞かず消した。 聞いたら余計さみしくなりそう だったから。 さみしいさみしいって、なんだか 重い女みたい、と自己嫌悪。 でもすぐに気づいた。 きっと生理で不安定なだけだと。 そうであってくれ。 そうでないと、こんな関係、 続けたくてもできなくなるよ、 とも言い聞かせた。 |