まみいの日記
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私の家は角にあるためか よく自転車がなくなる。鍵をかけていてもなくなる。 勿論 自転車が1人でいなくなる訳は無いので 誰かが持っていってしまうのだ。 近くの駅まで歩きたくないから・・と言う理由で自転車を持っていってしまう人は 盗られた人が朝どんな気持ちになるか 考えて見るがいい。
私は仕事にも使っているので その日は 近くでも車を出さなくてはならない。 自転車なら自家発電でこいでいけば良いが 車はガソリンが必要だ。 多分返って来ないから 新しい自転車も購入しなくてはならない。踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
ときには ご愛用してる泥棒さんもいて 三郷駅から電話が入り 私の「自転車が放置されているのでとりに来い」とのこと。 盗られたものだ・・といっても そこはどうにもならず 車で受け取りに行った挙句 保管料としてお金までとられた。 泣くに泣けない経験だ。 この泥棒さんは 2ヶ月間しっかり使っていたらしく ご丁寧に彼の傘がくくりつけてあった。
もう 顔馴染みになった自転車屋さんに どうしたものかと相談すると やはり泥棒さんは地味なものを狙うとのことで それからの私のいえは 自転車は思い切り派手だ。 オレンジ色 スカイブルー 黄色と今を盛りと咲くチューリップにも負けてはいない。
それでどうしたかと言うと 確かに盗られなくなった。 でも今 年頃の娘には不評で「こんな派手なの恥ずかしい」とのたまう。 恥ずかしかろうが 乗るしかない。 だってもう 盗られて無くなることが無いのだもの。
昔の映画に「自転車泥棒」というのがあった。 自分の家の有り金をはたいて買った自転車が盗まれてしまい 仕事に行くのにどうしても必要な父と小さい息子が捜しに行くが見つからない。切羽詰った父はそれならばと 自らも他人の自転車を盗ってしまおうとする。 しかし 彼らは捕まってしまい 父はそれが原因で解雇されてしまい 一家はどんどん貧しくなって・・・・。という悲しいイタリア映画だった。
まみい
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