まみいの日記
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2002年05月02日(木) みんなの歌

NHKの「みんなの歌」という番組がある。
いわゆる 童謡でもなく 教科書に載っているちょっとかたくるしい唱歌でもなく その時代に好まれる 其れこそみんなが口ずさんでしまうような曲を作ろう ということで始まったと聞いている。

第1回目の歌は「おお 牧場はみどり」だ。
この歌は随分長いこと いろいろな場面で歌われてきた。
林間学園 修学旅行のバスの中 遠足。 私の学校生活で欠かせないメロディーだ。

小学校から帰ってきて 夕ご飯の始まる前のひと時 NHKをつけると 子供向けのドラマがありその後のこの番組が私は好きだった。
よく 大きな声で一緒になって歌っていたものだ。

それは 単に歌を楽しく歌うという事だけでなく 癒されていた感じがある。
学校で友達とケンカしてトボトボ帰ってきた時に 母にはいえなくても 大きな声で歌えばもやもやは消えてなくなった。
心配事があるときも とりあえずは 忘れられた。
たった1〜2曲を歌っただけで 気持がすっきりしたことを 今でも覚えている。

私のお気に入りは 大貫妙子さんの「メトロポリタンミュージアム」スローで始まって 軽快に終わるのが私の心を軽くした。
あと 題名は分からないのだがサーカスのピエロの話・・
ピエロはサーカスの人気者だったが それを嫉妬した手品師によって ピエロの大事なトランペットが隠されてしまい 哀れピエロは1人無くしたトランペットを捜す事になるという
物語性のある部分が気に入っていた。

今は時代をあらわして 共働きの女性の疲れた毎日に対する複雑な思いを 歌った曲がヒットしたという。

いつかの私のように 大きな声で もしくは小声で口ずさむ事によって 癒されている人がいるのだろうか?


まみい