まみいの日記
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2002年05月07日(火) 群集心理

5日の子供の日に 私は 映画「モンスターズ.インク」を見に行った。
この映画についての感想は Cinemaに〜〜。

これが群集心理というものか という一場面を目撃したので 今日はその時の話を・・・。。

私達家族は 子供の日ということもあって 混むかな?とはやめに 劇場に到着した。
待合のソファーに座って とりとめもない話をしながら 開演を待っている。

このソファーの所の左手にドアがあり そこには 「NO.1」のプレートとともに「ここは 締め切りです。入り口はNO.5におまわりください。」と 張り紙がしてあった。
NO.5のドアって何処だろう?と思いながら それではとドアを捜しつつ 飲み物などの調達の為 席を離れた。

丁度いい時間になってきた為 そのままNO.5のドアに向かう。
ここは先ほどの待合の場所からは左に曲がった所にあるので お互いに見えない位置関係にある。
随分人も入ってきているようだったので 席を取るのが苦手な私は 緊張した。
しかし 私達家族の他は カップルが一組並んだだけである。
するとトイレにいっていた子が「おかあさん さっきのソファーのところのドアに行列が出来てるよ。 ここは違うんじゃない?」と報告する。
「??」と思いながらも 丁度時間となったらしく係員の誘導するままドアをくぐり なんという事無くベストの席をゲットできた。
「やっぱり ここでよかったんだね」と私達が椅子に腰掛けたかどうかという時 例のNO.1のドアが内側から開かれると そこには 大勢の人がいまや遅しと よーいどんの姿勢で待っていた。

先頭の人は自分が一番と思っていたのに どうして先客がいるのか?という顔をしていたが 後に続く人たちは 席が取れるかどうかの瀬戸際だ。
あっという間もなく 人で埋め尽くされた座席を見て なにごとも ただ並んでいるからといって行列の最後に付くのは 考えものであること 自分で確認しなくてはいけないことを 身を持って体験したことに気付いた。

みなとは違う行動は取りにくいものだ。私だって 子供の話に一時は気持が動いたもの・・。

まあ今回は映画の席取りのことだったから よかったわ。
でもいつきてもおかしくないと言われている地震が起こった時だったら・・・・と考えて私は 背筋が寒くなった。 映画館の冷房のせいではない!!




まみい