まみいの日記
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もう1週間前に先生の所にいって聞いてきたのだが 「心配する数値は出ていません」という言葉にほっと安心してしまって 又睡眠不足で とりあえず おなか一杯になればという食事に傾きつつあった。
しかし「貧血気味なのでお薬だしておきます」とも付け加えられていたのを 忘れていたわけではないのだが これはもういつものことなので 軽く考えていた。
きのうまで 暑い日が続きその中を自転車で走り回っていたが とても体調は良く 「やっぱり 私は 忙しくしていた方が性にあってるのかも・・」と返って やらなければならない事がある充実感に浸っていた。
きょうは 一変して激しい雨と風の音で目が覚めた。 土曜日でも学校のある三女を起こして こんな雨では駅まで送っていかなくては・・・。と ふと 目覚まし時計を見るとすでに6:30に限りなく近い。 まあ大変と 飛び起きたらそれはおこった。
突然目の前が真っ白になり次には真っ暗になった。自分が立っているのか座っているのかも判らない。 くるくる周りが回っているようで 実は私が動いているのか? 大地は斜めにかしいでる様で 気分が悪い。
貧血を起こしたのだ。
しばらく落ち着くまでじっとしているに限る。 吐き気を我慢しながら じっとしていると あたりがだんだん落ち着いて明るくなってきたようだ。 そっと目を開けてみる。 私は 目覚まし時計をしっかりつかんで 布団にうつ伏せになっていた。洗面所に行き鏡に向かって あかんべをしてみる。 健康な人は赤い血管が浮いて見えるはずの 私のまぶたのうらは白かった。 貧血を軽く考えていた私がいけないんだ。 薬にてがのびたが 薬には二次作用があること。できれば食事で直した方が良いことを思い出してさっそく朝食の準備にかかる。
あまり時間がないと駆け足で2階から下りてきた三女は食卓を見て目を丸くした。 「どうしたの? うちは朝はパンだったでしょう?」 「まあいろいろあってね。 ほら早くしないと遅刻しちゃうわよ。」 さすがにこれから学校へ行く彼女はにおいを気にして納豆には手が出なかった。シラスと小松菜を炒めたものや ほうれん草の味噌汁は彼女の好物だ。
ばたばたと駅まで送ってやり 仕事の約束の時間が迫ってきているのを 横目で確認しながらさて私は 納豆を食べたものだろうか?としばし思案に暮れた。
まみい
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