まみいの日記
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2004年03月27日(土) トップスのチョコレートケーキ

巷に数あるチョコレートケーキの中でも 私のお気に入りはトップスのものだ。
私が相方と共稼ぎをはじめた頃 唯一の楽しみはお給料が出た後の外食で それにはデザートにチョコケーキというおまけまでついているという私たちにとっては豪華なものだった。
お給料が入って懐が暖かいしあわせ。
おいしいものを食べるしあわせ。
それを分かち合える人がいるしあわせ。
そんなしあわせ感を思い出させてくれるのがトップスのチョコレートケーキなのだ。
そのケーキを昨日夕食後に食べた。

きのうは家族揃って過ごす最後の夕食だった。
この春嫁ぐ事が決まった長女が オーストラリアでの挙式の前に 遠距離恋愛をしていた彼のもとに新居を構えに行くこととなり 昨日は荷造りも済んでほっとした長女を ささやかながら家族で祝って送り出そうという日だった。
いつもは帰りの遅い相方が 娘の為に買ってきたのが 件のチョコケーキだ。

紅茶で乾杯をして 5等分されたケーキを食べた。
頑張りやでしっかり者の 父親似の長女は相方の自慢の子だ。
これからつらいことがあっても何とかやっていくことだろう。
でも母親としては 頑張りすぎるのも心配なのよね。
「何かあったら すぐ新幹線に乗って帰っておいで・・。」
でも本人はあっけらかんと「うん。でも新幹線代もばかにならないから おかあさんが遊びがてらこっちにきてよ。」

チョコレートケーキはあの頃のまましあわせ感を運んでくれた。
これからはじまる新生活がしあわせ多いものでありますように・・・・。
そう願いながら最後のひとくちを味わい食べ終わった。
「おいしかったね!」


まみい