Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 写真撮影のコツ
2001年12月15日(土)

 僕が所属している「静岡カメラーズ」というカメラサークルの集まりがあったのですが、10月に初めて行なった展覧会が大成功を収め、大量の新メンバーが増えました。30人近く入ったのですが、全員10代後半から20代前半の女性、しかも写真を見せてもらうと、皆さんうまいんですよね。何がうまいのかというと、きれいな色彩だったり、何でもない小物を面白い角度から捉えていて面白くなっていたり、今の若い女性はこういったカワイイ物などを見る感性が優れていると、つくづく思います。
 女性ばかりなのは、最近若い女性でプロになった写真家が増えてきているので、その影響なのだと思います。僕などはカメラを持ち歩いても、何を撮ったらいいのかわからなくなってしまっています。若い人たちのように、もっとそういう面白いものを見つけるアンテナを伸ばさなければいけないなあと思いました。

 僕が尊敬するカメラマンの佐藤さんの話ですが、「何かいい被写体を探す」のではなく、「いい被写体があったから撮る」方が、いい写真が撮れるようです。ただ、大学時代の僕の写真の師匠は、あまりその撮るときに感情を入れすぎると、あとで感情が醒めてから現像した写真を見ると、全然良くなかったりすることがあるので、撮るときは気持ち的に1歩引いて、冷静にシャッターを切った方がいいとも言っていました。それを佐藤さんに話したら、「言い被写体を見つけたら、それをただ撮るのではなく、その角度から撮ったら一番いいのか、じっくりと観察してから撮った方がいい」と言っていました。なるほど。当たり前のようですがなかなかそのつどそこまで頭が回らないものだと思いました。


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