Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 S2000シルバ、ポテンシャルアップ
2006年09月07日(木)

 Voiceをお読みになっている方の中で、僕の愛車はホンダの「シルバ」というクルマだとお思いの方がいるようで、『ホンダのシルバというクルマは聞いたことがないのですが、どんなクルマなんですか?』と尋ねられたことがありますが、シルバというのは僕が名付けた愛称で、僕が乗っているクルマは、ホンダのS2000です。

 さて、今年の2月で5年目を迎えたMakoの愛車S2000(愛称シルバ)ですが、このたびいつもお世話になっている、全国的に有名なチューンナップショップ「ドッグハウス」で、いくつかのパーツを交換して、ポテンシャルがアップしました。

 今回交換したパーツはブレーキパッド、スパークプラグ、エアフィルター、クーラント液、ブレーキフルード、クラッチフルードです。ブレーキパッドは純正からディクセルのMタイプに交換しました。スパークプラグは新たにオカダプロジェクト(オカプロ)の「プラズマダイレクト」というものを装着したので、それに伴って純正からデンソーの「イリジウムパワー」に交換し、プラグサイズも従来のものより大きなもの(ノーマルサイズ)にしました。エアフィルターも純正からK&Nに、クーラント液も純正からARCスーパーLLCにそれそれ交換しました。

 まずブレーキパッドですが、ディクセルのMタイプは高い効きと扱いやすさをそのままに、究極にブレーキダストを低減させた新世代ブレーキパッドで、セダンからスポーティカー、ミニバン、SUVなどあらゆる車にマッチします。クイックな初期制動とワイドなコントロール性能を高次元で実現し、0℃〜500℃までの温度に耐えることができます。

 そして今回のポテンシャルアップにおいてもっとも大きな変更点は、最強のエンジン点火チューニングを施したことです。これでS2000シルバは、初めてチューニングが施されたことになります。
 S2000はV−Tecエンジンで9000回転まで回る高回転型のエンジンなので、まずはオカプロの「プラズマダイレクト」というチューニングパーツを装着しました。プラズマダイレクトは、点火エネルギーを増大させると同時に、複数のスパークをプラス・マイナス交互に発生させ、燃焼効率、着火性能を大幅に向上させることができる点火強化パーツです。エンジンのパワー・トルクアップはもちろんのこと、燃費向上、有害排出ガスの低減、始動性の向上、レスポンス向上など、さまざまな効果を発揮します。
 プラズマダイレクトは、ダイレクトイグニッションコイルと「プラズマブースター」を合体させた製品です。イグニッションコイルに一体化させることで接点や配線で発生する抵抗等のデメリットが一切ないため、全くロスのない最強の点火チューニングをすることが可能です。また、取り付けは既存コイルと交換するだけでなので、配線作業等の複雑な作業は一切必要なく、簡単に点火チューニングが完成します。

 さらに、前述のようにスパークプラグも純正からデンソーの「イリジウムパワー」に変更し、プラグサイズも従来より大きなものにしたので、これにより、従来よりアクセルを踏み込んでから高回転に到達するまでの時間が短縮され、エンジンの回転効率は飛躍的にアップすることになります。
 デンソーの「イリジウムパワー」は、0.4mm径イリジウム合金中心電極と特殊な接地電極の採用により、かつてない優れたスパーク性能を実現し、様々な運転条件下において安定したハイレスポンスを生み出します。その結果、標準プラグ使用時に比べ、加速性とトルクも向上します。さらに僕は普段の街乗りでS2000に乗ることが多く、燃費がかなり気になるところですが、「イリジウムパワー」なら着火の悪くなりがちなアイドリング時においても、ミススパークを低減しアイドリングの回転数を安定化してくれます。これにより、エンジン音の静寂性と燃費性能も高まります。

 その他の変更点としては、ブレーキフルード(油圧式ブレーキにおいて、油圧系統内に充填される液体)の交換に伴い、ドライバーがマスターシリンダーに入力した力(ブレーキペダルを踏んだ力)をよりダイレクトにキャリパーに伝達するために、ブレーキホースを従来のゴムからステンレスに変更しました。これによりブレーキペダルを踏んだ際、ゴム製のブレーキホースだとホースがふくらんでペダルがグニャッと奥まで踏み込まれてしまっていたものが、ステンレス製のブレーキホースではふくらむことがないので、カツンとブレーキペダルが止まり、ダイレクト感が増すというわけですね。



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