Bubuのおこもりgraffiti
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2週間前の火曜日に自室の本棚の上の片付けをしていた。 そこにはダンボール4箱と皮の古い旅行バッグが置いてある。 ダンボールの中には家電製品の保証書からサッカーW杯の録画したビデオテープなどが箱ごと区分けされ入っている。
何の気なしに皮の旅行バッグを開けた。 今まで開ける必要がなかったので5年間は開けてなかった。 その中にはフランスW杯予選の新聞の切り抜きとメモ帳数冊とオヤジが撮った写真 そしてカミサンの目を逃れた数通のラブレター。 結婚してから隠していたラブレターは知らぬ間に捨てられていた。
旅行バッグの一番下に古い写真が1枚あった。 それは5年前実家に帰った時、子供時代の自分の写真を持ち帰ろうとした時に偶然見つけたもの。 その写真はかなりすすけたセピアカラーになっていた。 写真の中に「大正七年 ○○村 壮丁検査」と記されていた。
壮丁〜(1)成年に達した一人前の男。壮年の男。壮夫。 (2)旧制で、徴兵検査の適齢者。 大辞林 第二版 (三省堂)
その写真の中に祖父が写っていて、その隣にボクそっくりの人がいた。 ボクが見ても自分と見間違えてしまうほど似ているのだ。 ボクに似ている人が誰だか知りたくてお袋に聞いてみた。 もちろんその時代にお袋は生まれていない。 お袋に聞いたボクがバカだったがやっぱり分からなかった。 親父が生きていれば分かっただろうが・・・
気になる・・・

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