さっきから流れる緊迫した空気に サンジは堪えられないで居た。 こめかみから滑り落ちた汗が 肌を離れた瞬間にカランと 軽い音を立てて床へと落ちる。
一触即発。
狭い室内である。 得物から言って間合いには相手に分がある しかしここは室内大きく振りかぶるわけにはいかない事から どっちもどっちかもしれない 右から来るか? 左か? 正面かもしれない
今気を抜いたら ヤられる!!!
別になんの事ぁはない ゾロは座って酒をあおっているだけであるが なんかピリピリした視線を背中に感じては 勝手にテンパっていた。
コロン
この身体はちょっと不自由だ ちょっと汗かいたくらいで 普通ならばれないビビリ具合がバレバレだ。 気がついたのだが いつもなら服に吸い取られたり 意識することもなく蒸発する汗すら 全てが固体と化す 小さい玉から大きい玉まで選り取りみどり………
ちょっとほっとくと 服の中がジャラジャラ言って サンジはそのスベスベした玉の感触に顔をしかめるハメになった
「おい」 「うるせえ」 「体調でも悪りぃのか?」 「だまれ」 「お前さっきからコンコンコロロコすげー玉の量だぞ」 ゾロの口からなんかかわいいヒビキの言葉にも笑い飛ばす余裕もなくなってきた。 「玉の量って言うなー!!汗って言え!!」 墓穴である。 「んじゃアセ」 ビシッと指を指されてサンジは咽喉の億からグウと言う声をだした。 「………いいからあっちいけ」
亀ののろい 亀はのろいけど 亀ののろい………ハマリすぎ チクショウ………俺がナニしたって言うんだ ………………あの亀料理しとけばよかった……… ルフィとゾロにでもスープにして………。 したら亀の呪いはあの二人に……… イや あいつら人間じゃねぇから 多分呪いなんて利かねぇ………。
涙ぐみそうになったが こらえる あのポロポロコンコンと言うのは正直かっこ悪い こらえたら情けなくて 鼻水も出できそうだった そんな事をグルグル考えてたので腹巻が立ち上がったのに 反応が遅れてしまった。
「!!」
そしてもっとかっこ悪い事に 一歩間合いを取ろうとしたら玉を 自分でコロコロ量産した玉をズリリっと踏んでしまい 思いっきりサンジはズッコケる事でなってしまった。
「どわーっ!!」
尾てい骨強打 息がつまった瞬間に上から 熱い質量を感じた。
確かめるまでもなくゾロ
「………ナニ?」
顔は思いっきり渋い顔。親の仇を見るようなツラでねめつける。 平静を装ってみるも全てを台無しにしてくれる真珠玉。 カラン コロコロコロコロ
「テメ………すっげー玉ジャラジャラしてんな………」
顔が只事でないくらい至近距離になってきたのを、サンジ的に不自然じゃない感じにそらすが、どう考えても不自然きわまりない。
コロンコロンカラカラカラカラ
息がかかる距離まで寄ってきたところで耐えられなくなってますます顔をそらせて叫ぶ。
「みっみみず〜!!」 「………みみず………?」 あのハンパに長くてうねうねしたピンクのを思い出す。 「水飲んだんだいっぱい。ホラとっとと出すと直るかもしんねーじゃんか!!うんことかで!!」 「うんこ………ああいいんじゃねえか」 想像したくないもんまで想像する 「今5ℓ飲んだぜ!あと2ℓは飲むぜ俺は!!だからこの汗はナミさんへの愛つーのもあってだな!」 「あーそーかそーか。そりゃすげーなー」
ちっともすげーとも思ってないのがバレバレな感じに サンジの主張はシカトして口をムニッとくっつけたら くっついた口の下でもまだ もがもがむがむが………。
ぷはっ
「テメー往生際悪りぃぞ!男なら観念しやがれ!」 「馬鹿か!!男だから観念できねーんじゃボケェェ!!」 「初めてでもねーくせに!黙って足開きやがれ!」 「そー言うセリフいろんなレディに言ってんじゃねーだろーなぁぁ!!最低最悪だぞこの強姦魔ぁ!!!俺は今確信したぞ!!テメー前科あんだろ!前科!!犯罪者!!」 「そんなもんはねー!!いいとこ追いはぎくらいだ!!つーか強姦ってなんだ!!合意だろーが!!」 「………つ!!!これが合意に見えるかぁ〜〜!!ド阿呆ゥっ!!!死ねぇ!!」 「サンジ!!」
必殺の一撃 第一ラウンド勝者ゾロ
卑怯にも 名前を呼ぶなんて幸せでメロメロになる技を使われたので ピッタリと抵抗する力が抜けてしまった。 「サンジ………」 低い声で耳元でささやくようなとどめの一発に体中からフワリフワリと力が抜け切ってしまった。
「てめーが嫌なら犯るつもりはなかったが、やっぱ犯るぞ」 うそだ 「俺は確かめようと思っただけだったんだぞ」 ナニをだよ 「………そんな顔すな馬鹿………」
ちょっと困ったように笑ったゾロの顔に ふにゃふにゃになった頭のはしっこで 俺どんな顔してんだろーとか 思いながら 「そんな顔はテメーのほうだボケ」 とだけ忘れず毒づいて そっとゾロの身体に手を回してやった。
なにしろ体液が真珠であるからして ○○だわ××だわチ△△も■×でヌメリなんかも足りず。 □■●も△で××だったので もう大変だった。 そこはサラダ油とかでしのいでみたり。 驚いた事に×ってると●は◎※△なのでゾロの◎から■でコロンコロン とにかく大変だった。 実は◎◎だけじゃなく■△も丸々であたりは真珠の山々山だったのだが もはやそれどころじゃなかった。 日記じゃとてもかけないくらい大変だった。 違う意味でも気持ちよく発見もいっぱいあったりもした。
名づけるなら 真珠プレイ そんな感じだった。 (ちょっとなげやり)
そんな目くるめく快楽と驚きの一夜も クタクタになりながらもぬけ キッチンもサンジの指示でキレイに片付けられたころ でっかい鍋には大量の玉葱が煮えたぎっていいにおいがあたりに充満したころ。 鼻歌まじりにトイレに行ったサンジが 「うぉぉぉっ!!」 と非常に男らしい感じに叫んで船中どころか船の外までに響き渡ったのを 帰ってきた他クルーとゾロが聞きつけて トイレの扉をたたいたとか 中から 「なんでもねえ!!なんでもありませんナミさん!!」 って必死なサンジの声が聞こえたとか。 それはまた別のお話だったりする。
終わり。
って妄想は一瞬だったんだけどな……… ただの妄想垂れ流しでした。
もうちょっと日本語ましになりたいねぇぇ。
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