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DVDのお相手
本日の読書、DVDのマニュアル、なんてね。
最近の道具はいろんなことが出来て結構だけれど、なんだかいろんな「専門用語」が出てきて、その都度、面食らう。DVDのプレイリストだのタイトル分割だのって、それ以前、どういう機械を使うときに出てきていたのだろう?
DVDを買って一年近くになるが、その二つの区別を今日やっと理解できた。
しかも手元のコントローラーとモニターに出る表示を頼りに様々な作業を行うわけで、機械の手ごたえというものが全くない。私が古い人間であることは百も承知だが、手ごたえのない操作は好きではない。パソコンはまだ、キーボードの感触があるだけましだ。モニターとキーボードの距離も近いし。
電子ブックのインターフェースに「本」のスタイルや「頁をめくる」感触を残しているのは、やっぱり肉体的な記憶の重要性を考えて、わずかとはいえ「手ごたえ」を残しているのだろう。これって古い人間には大事なことではないかしら。
DVDのリモコン操作もせめて返事の音でもすればいいのに、と思う。(PCはときどきハードディスクの音がするよね。)
こんな与太を書くと、ワガママなやつだと思われるだけだろう。最初からリモコン操作で育った若い人にはわかるまい。(昔、息子が小さいとき「ちょっとチャンネル回してみてよ」といったら、彼はコントローラを持ったまま途方にくれて「ママ、どうやるの〜?」と聞いた。)
とにかく、日がなDVDの相手をして、昔とったビデオをハードディスクに落とし、さらにDVDに焼いて、バックアップをした。それから溜まっていたオペラの録画を整理して、名前をつけたり、DVDに焼けるように分割したりして、頑張った。
何も頑張らなくてもいいようなものだが、頑張った理由はただ一つ。
一気にやらないと、やり方を忘れて、次回にまた手間を喰うからだ。
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