ちょっくれいとぼっくす
めにゅ|ばっく|ごぅ
雨のお出かけは避けてる訳だけど 今日はおねえの中学の合唱コンクールなので お出かけせねばなるまぃ。
昨日の夜に 旦那さまが香田さんの処刑シーンがネットで見れるらしいなと 話を振ってきた。
知ってるよ、というわたしに 「そんなん見るなよ。」
言われるまでもなく見る気なんてサラサラない。
画面の前でうなだれる息子を助ける術もなく惨殺された上 殺された後も晒しモノにされているご両親のことを思うと どんな映像であろうと見る気にもならないなぁ。
でも、もし独身だったら好奇心で見たかも知れない、うん。
小学校4年生の時に 同級生の家にトラックがつっこんだ。
居眠り運転をしていたトラックが交差点の信号待ちしている 人ごみにつっこんでそのまま角にあった同級生の家の壁で止まったらしい。 ちょうど奥の部屋で揃って夕飯を食べていた家族は無事だった。
次の日は同級生は学校を休んだのだが 学校ではもちろんその話で盛り上がり、 数人で事故現場をこの目で見に行こうと言う話がまとまった。
同級生をお見舞いに行こうなんてもっともらしい理由もつけて。
なんでこんな話になったのかは思い出せない。 ほんの思いつきと押さえきれない好奇心だったんだろう。 帰宅後に待ち合わせて何人かで現場まで歩いていった。
交差点につくと道路には水で流した後の血のりがまだついていたし 人型のチョークの後も薄れつつも残っていた。
まだ生々しい現場にビビりながらも 交差点を渡り同級生の家の前へ進む。 渡り終えてあたりを見回してゾッとした。
交差点の脇に立っている電柱やガードレールに肉片が点々とこびりついていたのだ。
一気に無口になったわたしたちは 友達の家に声をかけることもなく無言で家に帰った。
バス通りに面した交差点のすぐ近くにはバス停があった。 まだ通勤時間だったその時間にはバスから降りた乗客たちが何人か信号待ちをしていたのだろう。
あの時に「絶対に車は運転しない」と心に誓ったのだが あれがトラウマになっているのか免許を手に入れた今でも 車を運転する気にはどうしてもなれない。
まあ、車で遠出をするたびに酔ってゲロはいてたわたしには 車に対してよい印象などこれっぽっちもないんだけどね。
さて 一仕事して出かけますか。
<本日の献立> ●牡蠣フライ ●胡麻もやしサラダ ●かぼちゃ煮 ●味噌汁
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