永遠の1/2
まりあ



 バカだね

誕生日が過ぎたら、すごく力が抜けちゃった。

「もしかしたら・・・」という期待を凄く持ってたんだと思う。
連絡はなくても、せめてHPに足跡くらい残っているかもしれない・・・って。


このHPは私にとって、あなたへの「幸せの黄色いハンカチ」
待ってるという、意思表示。



だけど・・・・。
時が経つにつれ、まざまざと見せ付けられる思いがするのは、ぬぐいきれない。

始めてあった時のあなたのメールアドレス。
誰かとの遊びに使ってたって、ありありわかった。

そして、あの時は全然疑わなかったけど、
携帯を水に落としたから、手続きしないと使えないって言ったよね。

あれはきっと・・・。
私の前にいた人を、切り捨てるためだったんだね。
今回、私が同じように、切り捨てられただけの事。


私にとって、あなたとの事は
「マディソン郡の橋」だった。

家族を思って暮らしても、生涯胸の奥の奥に、あなたの存在を想い続けていくと思う。

だけど、それは私だけ。
あなたにとって、私はただの通過地点でしかない。

今は、新しい誰かと、毎日、ドキドキしてる日々なのでしょう。
私の事を、思い出す暇もないのでしょう・・・・。


だけど、あの時が嘘だった訳じゃないよね。
だって、勤務先も、いつも乗る電車も、住んでる場所も、家の電話も・・・。
そんな事まで教えてくれたんだから。


あなたを失って、初めて、この別れを認識し始めたのかもしれない。


もう、帰ってくることはない。
信じて待ってる方が、バカ。
やめよう、やめよう、と思っても、


バカな私に、呆れてしまう。
どうしたら、楽になれるだろう。




2004年03月02日(火)
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