南盤月記
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2005年11月23日(水) 捨てるのに困る

昨日の「妻に見つかっては拙い本」の話の続き。
こうなった以上は早めに始末する他なく(留守中にガサ入れされる危険がある)、コンビニに行くフリをして秘蔵の3冊をこっそりと搬出。
といってすぐに捨てる場所も見つからず、とりあえず原付のメット入れの中に隠すことにした。

最近はこのテのものを捨てる場所に困るようになった。
ゴミ捨てはどこもカゴになっていて、このまま捨てたら目立ってしょうがない。
いまさら恥も外聞もないが、子供の目に触れるような場所に捨てるわけにはいかんので、ダストシュートを探すのだが見つからない。
ダストシュートも10年前からこっち、だんだん減ってきたが、いま屋外にあるのはコンビニの前においてあるのくらいだ。もっともそれにも「家庭ゴミ持ち込み禁止」とか書いてある(捨てようとも思わないが)。

ゴミの日に梱包して出しても良いが、これも子供の目に触れないとは100パーセントは云い切れない(自分は子供の頃、ゴミの山から男性向け週刊誌を抜きとったことがある)。

古本屋に持ち込むのは30歳も半ばにしてどうかという問題がある。

となれば焼却と行きたいところだが、これも廃掃法の関係でダメになった。

どうにも持って行く先がなくて弱ったが、考えた末、他の雑誌とかと一緒にして古紙回収業者に持ち込むことにした。
エロ本3冊のためにえらい苦労だ。

しかし、こういう『出口がない感じ』の居心地の悪さはどう云えばいいんだろう…『管理型社会の閉塞感』?(違うな)


野中

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