南盤月記
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2006年06月18日(日) |
高知ボードゲームクラブ不定期会 |
今日の入りは9人。 終日2テーブルで廻せたのは久しぶりのこと。
「ディビデンツ」は株式市場をテーマにしたゲーム。 “ディビデンツ(配当)”の名前のとおり、配当を中心にデザインされたゲーム。 株価の動きに着目したゲームが多いなかで、この着眼点は面白い。 1回の手番が短く、多人数のゲームでも待ち時間が苦にならないのも大いに評価できる点。 今回はルール説明を交えながらの8人プレイだったが、1時間ちょっとでプレイできた。 運任せの要素が大きいゲームだが、同時に飽きの来ないタイプのゲームでもあるだろう。
「アクワイア」はこのテのゲームのなかでは定番中の定番。 M&Aをテーマにしたゲームで、プレイヤーはホテルチェーンの株主になって、自社株の価値を高めたり、その株を他社に買い取ってもらったりしながら資金を増やし、大チェーンを支配することを目指す。 チェーンの価値を上げてから大チェーンに買い取らせるのが理想だが、思ったとおりに事が進むことの方が少なく、だいたいは合併前に資金繰りに詰んで苦しむはめになるのがこのゲームである。 インストの自分以外は全員このゲームがはじめてで、皆、「苦しい苦しい」とこぼしながらプレイしていた。 うんうん。その苦しさこそが「アクワイア」の醍醐味だよ。
「ミラーズホロウの人狼」は大ウケ。 プレイヤーのなかに紛れ込んだオオカミ男を吊るし上げる推理ゲーム。 というと殺伐としているようだが、やってるときは笑いを堪えるのに必死になるくらい。 とくに、RPG世代のプレイヤーに向いているように思う。
このほか「イントリーゲ」、「モダンアート」、「チャオチャオ」など。
自分がインストをしていないテーブルでは「ボーナンザ」、「シャドウ・ハンター」、「カタンの開拓」なども。

野中
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