徒然日記
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2003年07月31日(木) 歯車

本に書いてあった事だけれど、
「歯車は一個無くなったら動かなくなる。」

じゃぁ俺は歯車以下の存在だ。
だって俺一人がいなくなったところで
何が変わるわけでもない。

「変わらないのなら生きていれば良い。」

ある人に一年位前に言われた言葉。
けどね。
生きていたら何かしら欲しいんだよ。
このまま、何も残さずに、消えたくない。
例え自分の周りの世界でだけでも、
何かしら、かすり傷でも良いから、
残しておきたいんだよ。

ぶっちゃけた話、Dirのメンバーが羨ましくて仕方がない。
いなくなったら、泣いてくれる人がいる。
ずっと、思い出として心の中に、残してくれる人がいる。
それが羨ましくて仕方がない。
醜い事だと判ってる。
彼らは一杯一杯苦労して
「現在」を作ったわけだから。

何もしてなくて、ただ生きているだけの俺が
羨ましがるのが、お門違いなのは、自分でも判ってる。

多分概念的な「夢」は、
「周りにかすり傷を残して死んでいく事。」
だと最近思う。


神薙 絳屡 |MAIL

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