さあ、始めましょう。
けして終わる事の無いSHOW。

糸を切断した機械操人形。
意図を断絶した操人形師。

束の間に求めた
偽りの自由も
束の間に求めた
生きる理由も
所詮はからくり
操人形師の手の上。

刹那手に入れた自由を
永遠と願った愚かな機械操人形は
ただただ狂った様に踊り続けた。

所詮この世は
空からみれば小さな箱の中。
物語は既に書き綴られ、
機械操人形の自由等
意外性に見せかけた
予定調和でしか無い。

それに気付かず
操人形師から逃げ出した機械操人形、
街へ出て踊り出せば
観客皆拍手喝采。


やがて力尽きるも
雨に打たれ
風に吹かれ
しかし誰も気に止める事無く
愚かな機械操人形
命尽きる間際に
ようやっと世界のからくりに気付くのだ。

それはとある世界の物語。
誰も知らぬ者の記録した物語。
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久々に書いた良くも悪くもV系物語（謎）
昔はマリオネットと歯車と仮面についてよく書いてたなと思って書いてみた（笑）

ヤバいよね、日に日に退化していく。
絶対に戻りはしないと
決めた筈なのに。
本当に好かれる事等無いから
せめて嫌われない様に、と。

元に戻らなきゃと思う。
ごめんなさい。
やっぱり全く進んでない。

神薙　絳屡 ｜MAIL

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