word...
verbal representation

2004年11月10日(水) mutual help

言葉に出来ないような どうしようもない衝動に駆られ
急に君と話をしたくなったんだ

君にしか話せない 
でも 話したらきっと あたしは泣き出してしまう
電車やバスに揺られている間でも 
溢れそうな涙を 何度も何度も堪えていた

話がしたいのに 話し出せない
『何があったの?』君はいつも通り優しく言ってくれるのに
苦しい胸のまま 君もきっと気付いていたんだろうけど
結局他愛の無い話で気分を解きほぐす

薬を飲んだから 身体は力が入らない
風邪で喉が荒れて 喋ることも苦しいけど
ずっと話していたかった
話をしなくてもいい
ただ この電話が繋がっていると言う事実だけで
それだけ信じられれば それで

少しずつ 少しずつ 話したかったんだろうことを話していく
思ったことを全て話せたかは分からないけど

ただただ どうしようもなく 孤独で 淋しくて

悔しくて 切なくて    恐かった 

・・とても恐かった



でも 大丈夫
君が助けてくれたから

君も何か溜まってたものがあったみたいで
なんだかんだで4時間以上も話したのだろうか
お互いに『ありがとう』と言って電話を切った

でも問題は解決したわけじゃない
大切なことは 問題は山積みで 大変だけど
それは自分自身で解決して 決断していかなきゃいけない

君は前に言ってくれた
『他人に相談して気持ちはスッキリするけど
それだけでやった気になってしまう』
そう だからそうならないように
こっからまた歩き出すんだ

あたしの『助けて』と言う言葉に
君が手を差し伸べてくれた

あたしは立ち上がって 君の手を握って

お互いに握手して 離れても感じられる温もりを信じて

また前に進んでいこう


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