もしこの力が 短命ゆえに発されるものだとしたら 無意識に焦りが出てしまうのも無理はないのかもしれない 遅れているのか進んでいるのかわからない時計を ずっとずっと握り締めて 見えない道を走っていく
そう考えたらどんな人も 持っている力は同じなのかもしれない 決められた力しかなくて 決められた何かしかなくて それをどう利用するかで 全てが変わっていく
そう きっとみんな平等に 同じものだけ与えられていたの たとえ手足が無くても 目が見えなくても それ相応の何かが備わっているはずなの
欠落してる何かを求めるように 埋めるために生きていく
不完全なのか 完全なんてありえないのか そんなことわからないけど
きっと 生きていくことの意味が 何処かにあるはずなの
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