word...
verbal representation

2005年04月22日(金) relive

視界に入った 漆黒のモノが
何か蠢いたような錯覚に陥り
唇から零れた己の台詞で
ふと 我に返った

デジャビュのようだけど明らかに現実で
過去で私はパニックに陥っていた
目の前が薄暗い灰色のカーテンに仕切られたように
何もかもが汚れて見えて
それは私自身を映した世界

眠ることで 何かに没頭することで
見ないようにしてもそれは無駄な足掻きに過ぎなく
毎日毎日眠れない苦しい日々が続いていた

光なんて何処にも見いだすことも出来ず
何度も過った愚かな考えを振り払ってくれたのは
きっと その時には見ることの出来なかった光が
私が気付けなかっただけで照らし続けて居てくれたの

今は気付けたからあの時のように
暗闇からすぐに抜け出てこれたけど
また同じ暗闇が現われるとは限らない

その時は自分から 少しでも
光を見出だしていけるように
自分自身で輝きを放とう


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