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verbal representation

2005年04月25日(月) 限無

母なる宇宙が無限なのだとしたら
私達は有限なる存在で
それは私達が理解するにはあまりにも大きすぎて
自分がとても小さく感じられる

それでも無限を掲げて生きていこうと
そう思っていたのは いつだったろう
そう気づいたのは いつのことだったろう

小さい頃なんて本当は
限界なんてわからないハズなのに
私はたくさんの限界を知りすぎて
今になって 果てしない夢ばかり見てる

日記帳が少しずつ 書き込まれていくように
幼い頃はたくさんの 何かを得るハズなのに
私はたくさんの何かを失って 拒絶して
今頃 欲して縋るようになった

でも それで良かったと思うの
そうゆう 宿命なんだろうなって
もう 諦めてしまったわけじゃなく
だからこそ 今の私が存在するのだから

限界を見せ付けられて それでもなお
無限であることを信じ続けられるのなら
安いものだと そう思う
決して後悔なんて してないもの

過去にも未来にも失望することは無い
ただ 今がとてつもなく恐ろしいけれど
それでもきっとどんなことがあっても

この先に道が続いているのなら

歩き続けていくのだろう


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