遠くまで どこまでも遠くまで 行けるとしたら 君は何処まで 飛んで行きたいと願う?
遠くまで どんなにも遠くまで 飛んで行けるとしたら 今すぐに 此処を放れて
届かない 届きそうもないと思えたとき ねぇ 君はそこで諦める?
遠かったよ こんなにこんなに 遠いものだと思わなかった
泣いたって 何もならないって わかっていても 今はただ 止まらない 蓄積した何かが 形を変えて現れて来るのを そのままに ただそのままに 感じてあげられることだけ
何も遅いことなどないのなら 何も恐れることなどないのだろう
きっと 私が恐れているのは
何もせずに 今が終わってしまうこと
全てが終わってしまうこと
すごく近くに在ると思っていた そう感じさせてくれたのは 何だったのだろう あなたが・・・私に・・・ 見せてくれたのは幻だなんて そんなこと 思いもしない
そう感じさせていたのは 私の思い込みだなんて そう 思いたくもないけれど
それがきっと 形を変えて力になって 何処かへ導く 術となっていた
ただ それから何処に向かうかは 人それぞれであるのだろうけれど
私にはものすごく 辿り着きたい場所が在る
でもその場所には あなたが居る 誰かが居る その憧れた場所には
だから そこを自分の場所にすることは出来ない それは自分自身を否定することになるから オリジナルを超えることは出来ないのなら 私は 私自身であると 叫び続けることしか出来ない
私にはきっと 私の場所が在る
それはきっと 誰かの場所を奪い取ることじゃない 空いた席に座り込むことでもない
自分で見つけて 新しい場所
何処かに そう今は遠くても
何処かにあるはずなの きっと
今は何も見えてこなくても
私は 私の楽園があるはずなの
ねぇ そこにあなたは 居たりするの? 誰が 誰か・・・居たりするの?
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