席が空いたよ 君の隣 なのに君は動こうとしない
席が空いたよ 僕の隣 でも僕も動かなかった
君の隣に僕が居て 僕の隣に君が居て その両サイドが開いたのに ふたりは少しも動かなかった
近くに居たいと願うから こんなに近くても届かない切なさが 余計に遠く感じる
胸が苦しくて 独り車の中 胸を掻き毟った 君は風のようで 雲のようで 僕の周りに居てくれるのに 掴めたことは一度も無い
独り占めすること自体 罪なような気がして
・・・間違ってなんかいないよ
君は本当に天使のような笑顔で 僕に向かってきてくれたから
僕は キレイなままで居られる
こんな僕でも 君のような
真っ白な翼が在ると信じられる
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