嘘 やだ 認めない
勝手に私の中に入り込んで いつの間にか現れては消えて 細い針のように私の心に突き刺さる
あなたの旋律 声 面影 全てが ほんの些細な出来事で 瞬く間に 否応無しに
私の全てを あなたが満たす
嘘 そんなこと ありえない
あなたがこんなに愛しいだなんて あなたをこんなに欲するだなんて
唇が震えた 寒いからよ 冬が近づくから あなたが恋しいからじゃない
そんなんじゃない そんなんじゃない
そんなんじゃなかったのに
どうしてこんなにも あなたしか見えないの?
どうしてこんなにも 涙が止まらないの・・・
ねぇ 教えて
そのあなたの指で 声で 唇で 肌で
感じさせて もっともっと震えるほどに
教えて・・・
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