ねぇ もしもあの日が嘘だとしたなら 私の過去も 嘘と言うことね 最初に教えてくれた 私が私をみつける方法 初めから 手にしていたのかもしれないし これから手に するのかもしれない
何にしても一度手放したモノだから 手にするのが恐くて仕方ないけれど 私は私自身をまだ 諦めたくはないから ここから 歩いていける足も 掴み取る腕も ちゃんと ここにある
そぅ あんなに泣いたのにね 泣いて諦めたはずだった 違う道に進む覚悟をしたはずだった 違う道に進むために その道を諦めたと思っていたのに 違う道を その時のあたしは望んでいたのに
あなたは言ったよね 手段が違うだけだって もしかしたら 同じ道を歩いていたかもしれないって あたしなりの伝える手段を これから見つけていきたい あなたに負けない世界を 築いていきたい
小さい頃の思い出と 毎日触れた白から始める 奏でる 溢れる それは今 そう 諦めたわけではなかった 少し閉じ込めていただけ いつか いつか 一緒になろうとそう思っていた
思っていたのに 奪われて 失って きっと絶望していた あの夏に きっと知ってしまって あの時に きっと失うモノの恐さを覚えてしまった
それでも諦めきれずにこんな所で 立ち止まって 振り返って 暴れて泣いて叫んで きっともっと 初めから分かっていたはずなのにね きっとみんな 知っていたりするんだろうね
あなたは知っていたのかな? 見えていたのかな? 感じていたのかな? あたしはこの想いを消したりしたくないよ
もう二度と 手放したくないの
失いたくない 忘れたくない
好きなものは好きと 感じていたいよ
|