暑い夏に うちわで扇ぎながら 布団に寝転がって ふたりしてテレビを観てた 気がついたら君は眠ってしまっていて その寝顔があまりにも穏やかだったから イタズラしようかと思ったけど 黙ってうちわで扇いでた
目を覚ました君は 照れてすまし顔だったけど なんだかそれも かわいかったから
君が安心して眠りにつけるように 傍で歌うよ 傍で笑っているよ 君が受け入れてくれるなら 君が許してくれるなら
ふたりだけしか居ない 朝の映画館で 前日徹夜の私は 気がついたら眠ってしまって 目を覚ますと 周りはもう明るくなっていて 子どもが数人 走り回っていたっけ
落ち込んだ私に あなたはいつまでも笑っていた
君が望むなら いつまでも傍に居るから いつまでも穏やかに 優しい気持ちで居られるように
出来るなら そう
君が世界で一番愛しいと思えるような 小さな宇宙を 抱いて
笑えたらいい 歌えたらいい
言葉に出来ない この想いを
|