word...
verbal representation

2007年04月16日(月) epuilibrium dolls

僕は本当は ずっと ずっと
壊してしまいたいと そう思っていた

色んな理性が 邪魔をしてきて
そんなもの 消えてしまえばいいと思っていた

だけどきっと それでもずっと
微妙で絶妙なバランスで生きてきた
僕の力だけじゃ保てないバランスを
今も 今までも これから先もずっと


日々は少しずつ少しずつ移り変わるのに
君は変わらず僕に接してくれる
僕が君の些細な変化に気づけていないのかもしれないけれど

君はきっと僕より捕らわれてる世界が少ないような気がする
君は 皆が僕のことを自由な人だと言う中で
そんなに自由じゃないと言ってくれた初めての人だから

きっと僕よりも もっとずっと
自由の本当の意味を 知っている人だから

そんな君だから気づいているのかもしれないけれど
たった一日触れないだけで 僕は渇く 僕は飢える
だけれどそれも 必要なことだとも思う

今なら 君が居ない世界でも生きていける
君なら 僕が居ない世界でも生きていける

でもそれはとても当たり前なことで 健全なことで
特に悲しむべきことでもないのだろうね

純粋であるということは ある意味諸刃の剣のようなもので
揺らぎながらも 迷いながらも 
探し続けることが 大切なのかも

大切な基準は いつも此処に在る
他の誰でも何処でもない 僕のこの中に在る

揺らぎながらも 迷いながらも
変わらず此処に 在り続けている

それだけでもう 十分意味を成しているもの


 <past  index  future>


fountain infinitude