日常的小話〜ヒツキ篇〜
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[ 2005年01月17日(月) ]   >>>倖せというもの
震災からもう10年も経つのですね。
当時はまだ中学生だった私も、もうこんな齢になってしまいました。

ヒツキってばホントもう謝りたいくらい(誰に)鈍い生き物でして。
正直、あの1分半ほど続いたといういちばん大きな地震の9割ほどを夢の中で過ごしていたので、地震の怖さというものを知らないままなんですけど。
(兵庫に住んでたのにね。震度5とかだったらしいのにね。)

大好きな人を突然喪うってどんな気持ちだろう。
それってどれくらいの絶望なんだろう。

考えるだけで足が竦みます。
地面がぐらぐら揺れて、私の存在なんてかき消えてしまいそうなくらい大きな力に為す術もなく大切な人を奪われたら。
泣くことも出来ないかな。叫ぶことも出来ないかな。
耐えられるのかな。立っていられるのかな。

まあ、何を考えてもifの話なんですけど。
今一緒に居られてよかったなって。会えてよかったなって。
それくらいのことしか思えないんですけど。

みんなみんな、倖せになってね。
こんな日には、私のようなモノでもそう願わずにはいられません。





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