針治療に行ってきた。
ここんトコ、製作物=サイコパス通常版のデザインだとか、フライヤー、秋の主催関連の事務作業が続いて、全身の筋肉が張ってしまったのだ。
しかも、どうやら首を寝違えたらしい。
学生の頃、まだ剣道をしていた頃からお世話になっている先生のところへ行く。
片道50分くらいかかるのだが、腕がいいのでよそには行けない。
針には二種類あって、滅菌の使い捨て針を使用するところと、使いまわしの針を使用するところがある。
使い捨ては衛生的にはアリなんだが、針の口径が細く、イマイチ効いている感にかける。
使いまわしの針は、西洋医学サイド的には完全滅菌していない針を体内に入れる事はありえないと言うが、効く。
ずばり、神経にジャストで針が届いているのだ。
一発針を打つと、肩が上がるようになり、首も回るようになる。
コメカミに打ってもらうと目も見えやすくなる。
ウソだとお思いだろうが、事実だ。
針灸治療の極意は、ダメージを受けた患部の直接的治療ではなく、断裂された筋肉組織、筋などとリンクしている神経の強張りを緩和する事にある。
つまり、ダメージを受けた箇所を守ろうと筋肉を強張らせた結果、二次災害的に緊張状態を強いられている箇所を解き放つと言う事なのだ。
目がみえるようになるのも、別に視力が上がる訳ではなく、視神経の緊張を緩和させる事によって、今まで100のチカラでみていたものを50で同じように見えるようにするだけの事なんである。
本当に気持ちいいのだ。
今日は、腰、背骨、足、脹脛、肩、首、腕、アバラ、コメカミ、にがっちり打ってもらってきた。
施術前と後では、明らかにシルエットに違いが現れる。
針の刺激と電気治療によって、筋肉の硬直が緩んだ体はとてもリラックスして見える。
商売柄、“見られる”事を常としている本分としては、この違いは大きい。
針最高。
ちなみにコメカミに打ってもらっている感触は、美容院でシャンプーして貰ったあと、頭をマッサージされるアレに似ている。
皮膚の内側をマッサージしてもらっている感じだ。
先生曰く、疲労は腰からくると言う。
腰から背骨を伝って、首、そして視神経を圧迫するのだ。
昔から、重要な事の例えを
“肝心要”
と言うが、
肝臓、腎臓、そして腰が大切と言う意味なのだ。
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