2006年09月10日(日) |
ムーン・アンド・ザ・メモリーズ |
先日、髪を切ったのだが、びっくりするぐらい誰も気づいてくれなかったので、おむずかりだ。
あんなにバッサリ切ったのに。だ。
今日、満月だったのだが、実に見事な満月だった。
夕暮れ、六時過ぎの東の空の藍色具合が幾重にも塗り重ねたサムライブルーの様だったので、ベランダで杯を傾けていたのだが、酔いが回ってきた頃に昇った月の透明度の高さはここ数年でもぴか一だった。
透明度の高い月を眺めていると、なんとなく波動拳が打てそうな気がした。
“月酔”
と言うが、満月の夜は交通事故の割合がグンと上がるそうだ。
月の満ち欠けで潮の様子が変わるように、体内もまた星と同じく出来ているのだ。
結果、波動拳は出なかったので、今度は竜巻旋風脚の物理的な出し方を考えている内に、月はベランダの向こう側に消えてしまった。
|