櫻の!日常カルテドグマ塾!!

2006年10月29日(日) 俺流

毎日、米を一合炊く。


もともと調理師だったのだが、基本的に米は砥がない。


カップいっぱい米を、そして、水をいっぱいと洗った気持ちの分を、絶妙な勘で足して炊く。


なまじ炊き上がりの状態が想像できるので、ほぼ完璧にふっくらしたご飯が完成する。


和、洋、中、イタリアン、握り寿司からサカナの解体に至るまで、何でもこなすのだが、自分の食う米は絶対とがない。


無洗米みたいな屁のようなものは使わない。


鍋でも余裕で米を炊けるのだが、米は砥がない。


メンドクサイからだ。


砥いで、水をジャーっと流す時にちょっとでもこぼれるのが限りなくウザいのだ。


その為なら多少の犠牲はやむを得ぬ。


包丁はほぼ使わない。


手元を全く見ずに切りものが出来るが、メンドクサイので包丁は使わない。


ハサミが僕の相棒だ。


職人なんて、そんなもんだ。と思う。


長年刃物を扱ってきたので、何でもハサミでジョキジョキ切って鍋に放り込むのは、なんだかちょっとした気楽さで快感だ。


お奨めはしいたけ。


柔らかい切り応えがなんとも心地よい。


一度ためしてみるがよい。


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sakura [MAIL] [HOMEPAGE]

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