院長のすむマンションでボヤ騒ぎが起こった。
近所で消防車のサイレンがガンガンなってんな〜と思いきや、ウチのマンションの前に二台、三台と次々到着する。
おいおい、つ〜か非常ベルなってねっつの。
まさかのタイミングでまさかの不具合である。
逃げ遅れたらどうすんのよ!
小雨がぱらつく中、パンツ一枚でほてほてと表に出てみると、なるほど煙の匂いはするが、火の手が上がっている程ではない。
ほどなく検証担当のファイヤーマンを残して消防車は去っていった。
僕が経験する身近な火事騒ぎはこれで二回目である。
一回目は、五年ほど前にすんでいた堀江のマンションでソレは起こった。
丁度、ナナすけを引き取る事になって、ペットオッケーのマンションに引っ越すその日、荷物を引き払い、さあ鍵を大家さんにと管理人室で挨拶をしていたその時、火事は起った。
結局ボヤですんだが、騒動のなんやかんやで小二時間程足止めされた。
出火元は僕の部屋の真上、荷物を運び出した直後だったが、ハンバーグを火に掛けたまま寝入ってしまった主婦の起こした不始末だったらしい。
なんだかんだで、管理人室に要りびたっていたのでライブで次々と情報が入って来た事、大事には至らなかった事、そして、家財を運び出した直後だった事が幸いして、かなり楽しめた。
ちなみに今回のボヤ騒ぎの最中僕はコレを見ていた。
職人さんの力作である。
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