ありさかニキ
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今日はともきと映画を見てきました。
…えっと。
・・・・・・・・ものスゴイ楽しい友達デートでした・・・。
…しょっぱなからこんなテンションですみません…。 あ、とりあえずあれです、マズはじめに多くの方にこの場を借りてお礼を。頑張ってメルーを送ってくださった方、嬉しかったです。ありがとう。特にあおあおさんのご助言ありきで見事カンフーハッスルを免れました(笑)
結局見に行ったのは「ネバーランド」。
色気もナニもないともきに「カンフーハッスルみたいなー」なんて言われた日にはどうしようかと思いましたが、ええ、うん、「ネバーランドよかったよ」とあおあおさんが言ってくれて、正直どんな映画かもよくわかってなかったのですがカンフーよりは絶対ましだろうと思って見たい見たい見たい見たいってすごい言ったら「じゃーそれ見るかー」みたいな話になって。 昨日の夜も、いつもわたしが先に寝ちゃったりともきが先に寝ちゃったりしてたんだけど、昨日の夜ははじめて一緒に「おやすみ」って言って。 また明日なーって。 それがすごい幸せで嬉しかったわけなんだけど。
…な ん だ け ど 。。。
いや、どうしよう。何がいけなかったんだろう。何がっていやもうぶっちゃけ全てがよくない方向だったわけなんだけど。色気とか。雰囲気とか。空気とか。会話の流れとか。あと言わせていただくとともきとか。 もう何もかもがそういうアレじゃなかったです。 ほんと、なんか…映画見てご飯食べて…それだけだったなあ。 友達デートなのにどことなく会話がぎこちなかったのはきっとわたしの体調不良のせいで。一週間連続の勤務明けだったからなんかもうだいぶノドがやられてしまってて。 そこで気付いたんだけどわたしたちふたりって今まで本当にわたしのテンションだけで成り立ってきた関係だったのかもって。 それにしてもともきしゃべってくれなかったなぁ…もともとそんなにおしゃべりな人でもなかったけど。自分から口をひらくタイプじゃないってわかってたけど。 だけどわたしだって、好きな人とはじめてのデートだったら緊張するってば…。体調不良があろうとなかろうとたぶんきっと緊張しちゃってたってば。ていうか今日だって電車に乗ってる時からずっとすっごいドキドキドキドキしてやばかったってば。
映画は、もう、すごい良くて。 それ自体は本当に良かったんだけど。
なんなんだろう…楽しかったんだけど…妙な違和感が残りすぎ。 とりあえず付き合い始めの中学生みたいなスゴイ微妙なデートでした。デートっていうか友達デートだけど。わたしの方はもう、好きなんだけど逆に好きすぎて、緊張しちゃって何しゃべっていいのかわかんなくなっちゃうし(致命的。)…わたしこんな消極的な女だったっけ…最近ともきとしゃべってばっかだったからうつったのかな。
こんなに好きなのに。 やっと手に入れた右隣が。 ……こんなに居心地悪いなんてかんがえたくないんだけどっ……。
あれかも。たぶん本当、普通に好きすぎているのかも。
このままじゃヤバイとか、普通にカノジョが欲しいとか、あれだけともきは言っていたのに、それでも告白とか、そこまでいかなくてもそれらしい仕草すら見せなかったのは、きっと絶対にふられるのが怖かったからで。 ありえない。 自分がこんなに臆病だとは思わなかった。 誰の目にも明らかなほどわかりやすいっていうのがずっとわたしの恋愛スタイルだったはずなのに。スキならスキっていうその想いを、どれほどにも態度にあらわしていけるのがわたしだったはずなのに。 けどともきといろんなハナシをして。 まわりの友達の話とか、クラスの話とか、共通の友達の話とか。あまりにも接点が多すぎて。わたしたちの周りをとりかこむあらゆる動かない要素の中で、友達っていう線で結ばれたわたしたちの位置づけも、結局その中で動いていくことなんてないのかなあって。 そう思って。 ナニゴトかっていうとあれですよ、もうずっと言ってきていることだけど、やっぱりどうあがいてもわたしたちは「クラスで一番仲のいい友達」なんですよ。共通の友達が多すぎて、今さらわたしたちふたりだけその関係をちょっとだけ崩すとか、そんな都合のいいことそもそもできるきゃって話で。
実はこれに気付いたのは今日じゃなくてちょっと前で。 相変わらず毎晩毎晩寝る前にメルーを繰り返す仲にはなったけど、その内容はあきれるほど「友達」満開で。 はじめのうちはわたしも何かと期待して、それとなくそこはかとない態度でスキスキビームを放出しまくっていたんだけど気付いてないのか意図的なシカトか、いまいち効果は微妙なカンジで。 いっこうにそういう雰囲気にならないどころか「友情」が深まっていくばっかりで、でもそんなのにいちいちやきもきして拗ねているのもあまりにも子供っぽいから。 だからわたしもそういう態度でいるのやめて、友達でいた方がしゃべりやすいし、余計なこと考えないですむし、って…。
自分から友達でいるように意識改革したつもりだったんですよ。 だけどやっぱり好きなものは好きだから、どっちつかずで中途半端で。
わたしの方でそういう気持ちのごたつきがあったのも事実で。 あれほど思わせぶりな言動をメルーで連発しといて、ここ2、3日で急にこんな友達テイストに戻って一体どうしたかっ、みたいな。感じだったと思うけど。思うけど。
・・・・うーん。
どうしよう、正直、こんなになるならデートしない方がよかったかも。 メルーする前に逆戻りもいいとこですよ。本当に「友達」を確認しに行ったようなものだったですよ。…いや、直接的なことを何か言われたわけじゃないし、相変わらずわたしはともきが好きで、ともきには浮いた話はひとつもなくて、彼女欲しがってて、その状況に何ら変わりはないんだけど。 でもなんかどうしよう、思い上がりかもしれないし被害妄想かもしれないけど。
けど彼女は欲しいけどわたしはイヤダ。
とか。
…そんなふうに言われたらそれこそもう立ち直れないですよ。 ともきは誰かに告白され待ちで。わたしはともきに告白したくて。 この上もなく絶妙のタイミングなのに。
でもやっぱりわたしたちの間に流れてる空気とか雰囲気とか、そういったものが邪魔してる気がしてならないです。共通の友達。クラスでの互いの位置づけ。付き合ったらどうなるのか。付き合ったら何て言われるのか。それ以前に今までずっと友達だったわたしのことをともきがどういう目で見ているのか。 空気が。 雰囲気が。 邪魔してるのかもしれないけど、あるいは、「警告」なのかもしれないって。
いったんそう思ってしまったらもうこっちも「友達」以上のどんな態度もとれなくて。
…ほんと、ともきにもいろいろ言いたい事はあるけどホント、何が微妙ってわたしが一番微妙だった。「友達」でしかいれない空気で、今日はとりあえず「友達」に徹しようって決めたのにそれができなくて。
好きすぎてひとりでかってに先走りすぎて。
…せつないなあ。 望みがひとつ叶ったってゆうのになんでこんなせつなくなんなきゃいけないんだろう。
ちなみに。 空気とか。雰囲気とか。 いろいろと都合のいい言い訳がましいことを連発してますが。
…でもさすがに子供じゃないっていうか・・・。
場の空気っていうんですか。さすがにもうそういうの読めない年じゃないよなっていうか。ラブモード全開でいってイイ場面だったらわたしも全力投球してますよ。空気に止められたのなんて生まれてこの方ハジメテですわよ。
でもなんか・・・ あー、 ここで敏感に雰囲気を感じちゃって怖気づくあたり、わたしもある意味大人に近付いてしまったって意味なのかも。昔みたいにあとさき考えずスキースキースキースキーってつっぱしっていくには、なんかあまりにも周りに捨てきれないものが多すぎて。
…何言ってるんだろう…。
とりあえず今日はもう寝ます…。 家がスゴイ遠いっていうのも地味に痛くて、今日なんかわたし家に帰ったの9時半だからねアリエナイ…。それでもともきは普通に11時くらいに家につくんだろうなあ。さらにアリエナイ。
…デートでこんな時間に帰宅とか…さめるわー…でもこんなもんなのかなあ。
あー。
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