声優さんと映画とアニメと
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今年8月に森川さんのファンクラブの入会手続きに成功した、それで今回、喜ばしいことにうわさの”おまえら読本”が私にも送られて来た。 それをつらつらと読みながら、9月のあの日の記憶が鮮明に蘇ってくるのに気が付いた。 特に、檜山さんとコントをしているときの森川さんの表情だ。 森川の本当にうれしそうな楽しそうな顔とは、まさにこの時の表情だったのだと思う。 その後にセイントやSSDSやネオロマなどいろいろなイベントを観たが、あんなに無邪気に嬉しさを表す表情は、ほんの一瞬程度しかない。仲良しの声優さんとのトークのときに垣間見せるぐらい。基本的に終始一貫してあの嬉しそうで楽しそうな表情は、自分のイベントであるおまえらの時用だと実感した。 自分が企画構成主演の舞台であり、相方は無二の親友のひーちゃん、そんな状況が成立すると、この人はこんなにも楽しそうな嬉しそうな表情をするものなのだ・・・としみじみと思った。 おまえらは何本かDVDも出ているので、それを確認しても、あの9月の記憶とそれほどは変わらない。緊張しているのに、殊のほか楽しそうなうれしそうな顔、輝いた眼と喜びが共存しているあの眼。への字の眼。唯一無二、おまえらの時だけか・・・。
派生 人の感情は表情に表れる。特に、一瞬だけ無防備になって読み取れる感情が、緊張している、楽しんでいる、迷っている、そして嬉しいと怒っているである。表情を表すのは主に眼である。 眼は口ほどに物を言う、まさにそのとおり。 タレントやミュージシャンがサングラスで眼を隠すのは、普段有名な自分の顔に気がつかれないようにと顔を隠しているのもあるにはあるが、感性の鋭い彼らは実は一般人以上にとっさの感情が表情に出やすいので、その一瞬の無防備になったときに感情を読み取られるのがいやなのであろうと思う。 実際、頭に袋をかぶって自分が隠れたつもりになっても、体が見えてるよじゃないが、本物の有名人は、あからさまな真っ黒サングラスはしない、真っ黒サングラスをかけているとよけいに目立ってしまい、誰かな〜と周りはいぶかしんで考えるわけで、本人が結構早い段階でばれてしまうの事の方が多い。私は芸能人ですと認知してもらいたくて真っ黒サングラスをしている人も居ると聴いたことがあるが・・・ 日本の一般人は、日常に、それほど頻繁に喜怒哀楽を体や声を使って大きく大げさに表現する必要が無いため、実はあいまいな表情をしていることの方が多い。ところが、役者さんやミュージシャンがステージやドラマでとても良い表情(感情がはっきりと判る表情)をするのは、日ごろの鍛錬の賜物なのだと最近気が付いた。 一般人がすごくいい表情をするのは、実は自分の結婚式と家族の葬式だけである。しかも人によっては、そんな人生の一大事ですら、どうやって感情を表現していいか判らずに表情が硬いだけのままの人も居る。それが日本人だ。 そんなわけで、役者さんは基本的に日本人離れしている(笑)。
派生2 ネオロマでの森川さん、会場のファンの合図に気がつくと小さく手を振ったりにこにこして気が付いたよと合図を送っていた。他の声優さんのことを気にかけながらも、移動中とか隙をついて、まめにファンに合図を送る、律儀な人だ。 そのとき、彼は眼をかなり細めている。(視力というファクターも考慮したほうがいいが・・・) 一方で、真剣勝負のライブドラマの時、森川さんはよく、ぐりぐりとむりやり眼をこじ開ける。 なにかやろうとしてアンテナ全開の時の表情だ。 この人、基本的には普段は眠そうな眼をしている。 慢性的な睡眠不足もあるのであろう、生まれついての眼の形もあるが、若いときのVTRとかの映像をみると、ただのインタビューでも、今よりもずっとぎらぎらとして危ない眼をしていたので。以前より性格が丸くなったのかな。
懇話休題 アクセル君森川さんのまくら食いちぎり事件の背景に潜むものは何か? 小説系の同人誌を10年ほど作っていたので、おまえら読本がどのぐらいの手間でできるか想像してみた。 おまえらがあったのが9月11日、台本というネタ原稿があるとはいえ、当日の公演の記録VTRや録音を聞きながらの作業であろう、今仮に1ページかける時間を1時間としても約30ページぜんぶで30時間、それ専用に5個のイラスト絵も起こしてるし、写真の選定や加工も考えると、こういったレイアウトなどでさらに20時間。合計で50時間、1日2時間程度を費やしても、原稿の完成には約1ヶ月必要。森川さんがどれだけ編集にかかわっているかは不明だが、仮に最終のレイアウト、出力原稿の張り合わせや印刷のトンボきりなどはスタッフが行うにしても(その作業だけでも、丸1日〜2日は必要だが)。印刷屋さんにもよるが、脱稿して仕上がるまでに早くて1週間みるとする。通常は2週間から1ヶ月。12月3日に発送しているので、スタッフの方々の郵送物作成作業を(どれだけ作るか不明だが、今仮に3000個(この個数にはなんの根拠もないのでご容赦ください)としてスタッフ4名と仮定すると、他の印刷物も含めて発送業務だけでも3日程度の作業は最低必要になる。 逆算して、11月初から遅くとも中には脱稿していないと間に合わない勘定。 毎日2時間編集に時間を割いてこつこつとやるかわりに、固めて数日でやっつけると仮定しても、朝から晩まで10時間以上やっても、丸々5日必要。10月この作業に追われていたとすると、いったい本当は誰が中身を作っているのかという疑問が湧く。あれだけの仕事(出演数だけでも半端じゃないのに、プラス仕事の実働時間の数倍のリハーサル時間が必要)をこなしている森川さんが、もし仮に原稿本文の大半を仕上げてるとすると、10月から11月頭は、ほとんどヒマも休日もないわけで、かまってもらえないでゴウを煮やしたアクセル君が枕を食いちぎるはずだ。
コラムのページとこちらとどっちにアップするか迷った
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