声優さんと映画とアニメと
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2011年02月24日(木) |
アフレコ演技の距離感 |
うーん、仕事ストレスMAX。今朝は電車が人身事故の影響で今のルートにして3年目にて最悪のもみくちゃ。 何しろ電車が50分遅れだった(と車内アナウンス)とか、駅に人が溢れていて電車に乗れたのは3本目。既に寿司づめ満員なのに、少しだけ降りて、その数倍が無理やり乗り込むので、さらに社内で悲鳴とめりめりというドアの音。これが長時間つづくなら圧死するなぁとか、朦朧として思った。
今日はナイトミュージアム2を鑑賞中 デカ男に話しかけるジュディダイア(ジェド)は、出演者の誰よりも声に距離感を持たせた演技であることに気がついた。ちっこいジェドは、いつもデカ男に良く聞こえるように常に声を張り上げて、ほとんど喚くに近い状態。 マイクから若干オフ気味の位置から結構声を張って叫んでいるのかな?もはや親友のようなオクタビウスに話しかけるときは、穏やかなトーンの男前声。主人公のデカ男(だってジュデがそう呼んでるから、役名はラリー)とのクロストークはえ、普通にマイクに乗せてしゃべる檀さんと、オフ気味で叫ぶようにしゃべる森川さんの声を加工で一緒に会話しているように音の強さのレベルをあわせるのは、科学力で出来るのかしら?もしできるなら、絶妙なマイクワークではないかと・・・演出難しいのでは?そうすると一緒に録音出来ないかも。どんな現場だったのかしら? 興味が湧きます。とにかく、箱の中とか、コンテナの中とか、ミュージアムの展示たちの声は、みんな一様ではないので、演出家や録音エンジニアは凄いテクニシャンだなぁと感心。役者さんのテクニックと演出と録音テクニックのコンビネーションが成せる技です。
これを観て、カスター将軍。もしもご存命なら那智様がすごく似合ったように思う。今の声優さんも演技には申し分ないけど、見た目と演技で見せる濃さを声と演技からは感じにくい。 アニメではあまり意識したことなかったけど、吹き替えのこういう演出は、トータルで臨場感に大変効果的。
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