CHANの日記

2004年11月06日(土) 半壊?

今日ようやく家に帰って来ました(^_^)

おいらは仕事だったので朝避難所から出勤。
帰って来たらママが引越しを済ませ、家に居ました。
2週間ぶりの我が家です。二階は震災のゴミが山積でしたが・・・

さて、まず会社に出勤してから。
各自被害状況を知らせるようにと調査用紙が渡されました。
そこには家屋の破損状況を書くところが・・

えーと_(._.)_・・・・?アレ。
黄色紙は【半壊】(/_;)/

いままで片付けがしたいが故に『ちょいと大げさに言っとこう』と思って
『どうですか?』と聞かれた時には『半壊です』といっていましたが
ホントに半壊扱いのようです(^_^;)
自分的には【一部損壊】程度にしか思って無かったけど・・

というか・・
半壊=2階が1階になったとか、ホントに半分だけ倒壊したような状態
と思っていたヤツ・・・<バカ者?
だって・・半壊ってどの程度か見当がつきません。

歪んで、基礎が一部割れて、壁ヒビだらけだけど・・しっかり建ってるし。

先輩に言ったら『そら全壊っていうよ!』と突っ込まれました(^_^;)。

幸い地震保険には入っていたらしく<虫の知らせか去年ママが入れてた。
『いっそ赤紙貼ってもらえばぁ』と。
あの・・今まで片付けてきたおいらの苦労は(;_;)シクシク。

なぜにこの古い家にこだわるかというと・・お金が無い!ってのが
無論一番大きな理由です。
が、その他に黙っている理由があります。
それはこの家がママの生まれた家だから。
(マスオさんに近いおいらですが)

ママの両親が生きて居れば、全く気にせず引越しなり、建替えを考えたで
しょうが、ママが若い頃(高校生くらいまで)にママの両親は
病気で亡くなっています。

この家が無くなる時、きっとママは泣くでしょう。
思い出がいっぱいあるはずです。だから出来る限りこの家に住んで居たかった。
誰にも言ってはいませんが、これが次の大きな理由。

だから片付けていました。数年かけて少しずつ、形見の品を分けながら。
どうしようもなくなるまではと・・
そして出来るなら、この家を壊す時は全ての物を片付けて、綺麗な状態に
してからにしたかった。

『無駄な事』と言われそうですが、なんとなくこの家を守る役目とはそういう事かな?などど思っていました。

でも、仕方ないかな。今度ばかりは(T.T)。


さて、家に帰ってから・・・。
実はここ数日『男達』は風呂に入ってません(^_^;)。
自衛隊の風呂もあるんですが、子供2人を見ながらは無理!<おいらが
しかも温度が熱いもんだから、ユウが嫌がる。おまけにけっこう深いらしい。
風呂に入りたかったんですが・・ねぇ。
という事で、ママが自衛隊の風呂に行っている間に湯を沸かしました。
といってもガスが使えない。
頑張りましたよ。
『沸騰ポットとガスコンロで』<二度としません。
風呂のお湯を半分溜めるのに2時間以上かかってるし(T.T)。

『はよガスこいよぉ〜』

風呂のお湯がこれほど『もったいない』と思えた日はありませんでした。
まあ、子供達が喜んでたんでよかったのですが。

そして、ママと子供達が寝静まった後、一人で1時過ぎまで
破れた障子を貼っていました。
仕事も休みが無さそうなんで、当分こんな事できそうにないし。

『労働基準法ギリギリまでやる』そうです。復旧作業(;_;)シクシク。
雪が降る前に壊れた冬囲い直せるんだろうか・・不安。














































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