CHANの日記

2004年12月02日(木) 余震という言葉。

なんだかんだと言っても、人間は『物を忘れる生き物』らしいです。

あれだけひどい地震に会い、何とか復興に向けて動き出しているのですが、
我が家は家に帰ってたぶん1ヶ月近く。
考えるとずいぶん早かった。

もちろん『何とか無事に』から『早く片付けないと』と毎日する事は
山積で、あっという間に過ぎたという感じです。

家を失った人や帰れない人は未だに避難所。
避難者数は約6000人。

この人達は仮設住宅が出来ないと結局非難所からは出れない訳で・・・
きっと我が家は運が良かったんだろうな。

可哀想とは思います。が、同じ被災者です。
冷たいようですが、おいらには家族を守る責任がありますので
とりあえず我が家の事を考える事にします。

片付いたとはいっても結局1階部分だけ、それも結構家具なんかを捨てて
そのままの状態。
寝るときも洋服のままです。

それなりの生活は出来ていますが、あくまでも避難所よりもマシになった
という程度です。

家によっては『もう片付けに疲れた』と居住区だけ何とか確保して
冬を越すつもりの家もあるようで。
おいらもそうすればいいのだろうけどねぇ。片付けないと出来ない修理
ってもんもあるわけです。

ほんとはかなり疲れてます。
ママに子供を見てもらって一人でずっと地震の後から片付けてますから。
まあ、そこまで急ぐ必要も無いというんで、少しづつですが、
それでも毎日片付けてます。

雪が降ってしまえばある程度諦めもつくんだけど・・

まるで何かの『締め切り前』って感じです(T.T)。

もうちょっといたわってほしいっす。


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CHAN

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