針の穴に通された光
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人間、形への憎悪もしくは愛着があると思われる。 それは共通ではなく、一人一人が持つ不可侵なものだと思う。 今までに誰かと買い物に出掛け、まったく譲れない代物があったはず。
それは色かもしれない。 が。 形も含まれるはず。 色は後日の話にするとして、何故に形にこだわるのかということ。 これは本能によるものと思っている。 たぶん、こういう形は危険であるとか、いや安全であるとか。 あるいは。 もっとも本当らしくは。 性的に満たされるものかもしれない。
普通そういうことは一切口にせず、ただなあんとなく選ぶ。 理由なんてものはそんなもんだろうから。 だから個性が生まれるのだ。
何故かこういうこだわりを持つ人同士は気が合うのである。 逆もまたしかり。
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