針の穴に通された光
DiaryINDEXpastwill


2005年08月22日(月) 聞いてみよう!

誰しもそうだと思うのだが、なかなか自分の枠を壊すことができない。
いつもとは違う自分になるのが怖い、もしくは面倒なのだ。
あるいは、そういう自分が嫌いなのかもしれない。
とはいえ、今ある自分はこれまでの積み重ねであるから、変化の無い
人間などいない。

”意識して変化していないだけ”。
ここがやはり大きいところで、「それが出来たら苦労しねぇよ。」
などと威張られてしまうようなこともしばしば。
かくいう自分も内側で凹んでいるだけなのだが、それでも「おっ?」
と思うときがある。
些細なことだけど、そういう小さい発見は結構嬉しい。
例えば、普段見ないような映画や小説を見たとき、敬遠していた運動を
してみたとき、密かに避けていた人と話せたとき、等々。
意外に思い当たる節あるでしょ?

劇的に変わらなくてもいいんじゃねえの、というのが自論。
さて。
本題はここから。
音楽に関してはどうだろうか。
”普段滅多に聞かない曲を聞く”。結構これは体力がいる。
なにしろ今まで食べたことが無いものを食べるのに近い。
本来なら聞きたくて聞くはずだが、その時ばかりは恐る恐る手を伸ばす。
しかし、だ。
自分にハマったときの喜びは凄まじいの一言に尽きる。
それから何年もの間、何回か聞くことになるだろう曲なのだ。
人との出会いにも似て、偶然性が強い。
自分が今後、何度この出会いをするかと思うと非常に楽しみ。
"毛嫌いしているジャンルであっても手を伸ばす"、のが信条であるため
幅だけは広くなった。
さて、広い海のような音楽の波と水に沈んでみよう。

・・・。
・・・。
という提案を常に隣人に語りたいところだが、そうそう「あ、じゃあ
聞いてみるよ。」という返事にはならないようで。

みなさんはどう?


コーヒーナッツ |HomePage

My追加