この日、 左手の薬指にしている彼とお揃いのペアリングが緩かったのを覚えている。 いつもはむくんでいたのか(苦笑)キツキツだったのに…。
いつも連絡をくれる彼が連絡をよこさなかったので、 何か嫌な予感がして、ずっと彼に連絡を入れていた。 必要以上に連絡を入れど繋がらない彼の携帯。 そしていつも帰ってくるハズの時間にも帰ってこない彼… どうしようもない不安が私を襲った。
我慢が出来なくなって、聞いていた仕事場へ電話をした。すると
『6月から●で働いてるよ〜』
●とは名前は変わっているものの、 私が前働いていた場所にある風俗店。 彼からは3月いっぱいで売却されたと聞いた。 確かにそこは本当に3月に一回店を閉めていたし、 6月には新しい経営者の風俗店が出来てた事も聞いていた。 でも彼は4月から違う店の、女の子とは全く関わりの無いホテトルの電話番の仕事をしていると言っていたので、私は信じていた。
でも度重なる怪しい行動で 彼が●で働いているんじゃないかって言う事は薄々感じていた。
もし彼が●で働いていたとして、 私に女の子とは関わりの無いホテトルの電話番をしていると嘘を言っているとしたら、それは彼なりの優しさだと思った。 だから�狠里蕕覆�ても良い嘘もある”と私は知らない顔をし続けていた。 薄々気づいていた事がいざ本当だった事を聞いて、 正直ショックだったけれど、そこまでは悲しくなかった。
そして従業員さんに●の電話番号を聞き、 ●へ電話をすると聞き慣れた声・・・ 以前いた従業員Sさんだ。
『△ちゃん(私の在籍してた時の源氏名)だよね?お久しぶりです^^』
その方は私が在籍している時から彼と付き合っていた事を気づいていたらしい・・・・(^-^;) そして深々とした声で
『あのね、△ちゃんの為にもハッキリ言うけど 彼は今日の7時過ぎパクられたんだ・・・』
目の前が真っ暗になった。 何が起きたのかと。 生まれて初めて床に体が落ちた。
震える手を反対の手で押さえながら、 声を出して泣いた。
ドウシテ? ドウシテカレナノ?
止まらない涙を抑えながら、 ●の店へタクシーで向かった。。。 |