今朝早く、雪が降った。明るくなると雪は雨に変わってしまったけれど、ボクのベッドに雪がうっすら積もった。ボクは雪が大好きである。ボクは嬉しくて、さっそくベッドの上を歩いて、雪に足あとをつけてみた。雨が降って、ボクの足あとはだんだん消えてしまったが、なかなか芸術的な足あとだった。雪のすばらしいところは、こうしてつけたボクの足あとも時間とともに消えてしまうところだ。はかないものは美しいのである。