今日ボクが散歩で草むらをガサガサ歩いていたら、鼻の先がザラザラした ものに当たった。 「こんなところにザラザラしたものを置くとは危険だな」と思ってみたら、 写真の花が咲いていた。
これはコウゾリナという花らしい。 「髪剃菜」または「顔剃菜」と書いてコウゾリナと読むらしい。 この花の茎にはザラザラのでっぱりがたくさんあって、これで顔が剃れそ うだというので「顔剃菜」という名前なのだそうである。 さすがボクの鼻をザラザラ攻撃しただけのことはある名前なのだ。
この前ボクが流行の「ヒゲ男子」になったのを知って、ボクの自慢のヒゲ を剃ろうと散歩道に生えてきたのだろうか。 今もボクの黒いヒゲが生えていたら、このコウゾリナで剃ってやってもい いのだが、日記をさぼっている間にもうボクのヒゲ汚れは落ちてしまった のだ。 「ヒゲはもうコウゾリナで剃ってしまったよ」と良いながらヒゲ男子を卒 業したら格好良かったのに、残念であった。

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