気持ちメモ
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ものすごく慌ただしい1日だった。
そもそもこういう風になった原因というかきっかけは、水曜の夜中が恐ろしいほどの暴風で家が壊れないか?と心配で眠れなかった(風が吹いて壊れる家なんてどんな家だ?って思われそうだけど、まぁ、そんな家なのだ)ことが事の始まりだ。
当然木曜はとても眠くてお昼休みもご飯も食べずに寝た。で、家に帰ってかもうとうとしながら相棒からの連絡を待っていたけど(私を受け入れる準備ができてるかどうか連絡が来ることになっていたのだ。それによって関西に行くかどうかを決めるっていう風になっていた)全然連絡は来なくて、23時過ぎても電話が来ないのでしびれを切らして電話したら、「来て欲しい」とのことだった。なんかさー、相棒も仕事が忙しいだろうってのはわかるけど、こっちだって準備とかあるし、まして何日か家を空けるならそれなりに部屋をきれいにしたいっていうのに(もしも家を空けてる間に自分が死んだらと思うと部屋をきっちり片付けないと出かけられない)もうオマエは本当に私の都合なんて考えてないんだから!!などと怒り気味になりながら、電話を切った後受話器をその辺にぽいっと置いて床に寝転んで目を閉じた。で、目が覚めたら翌朝の8:26だった・・・。(仕事は9:00から)
部屋の片付けもしてないし、旅行の準備もしてないのにー!と思いながらも顔を洗って歯磨きして着替えて化粧して大急ぎで家を出たら仕事にはなんとか遅刻せずにすんだ・・・。お昼休みになったとたんに家に戻って部屋を片付けて荷物をバックに詰め込んで職場に戻る。早退するからお昼休みも仕事したかったのに・・・。
自分の中では15:40に早退しようと思っていたのに、仕事がなかなか終わらなくて結局15:50に早退した。「今日は早退しますので」と上司に帰り際に挨拶すると「ハンバーガーを今買いに行かせてるから10分待て。一緒に試食しよう」などと言って引き止められる。飛行機の時間は16:50なので試食なんてしてる時間はない。「私の分も食べてください」と強引に話を打ち切って無理矢理帰ってきた。家に帰って着替えて荷物を持って車に乗り込んだ時には16:10だった。搭乗手続きの締切時間は16:30。間に合わないかもしれないとものすごく焦った。スピード違反で捕まってもいいや!ってな感じで車を飛ばしたら、16:27に空港に着いた。なんとか間に合った・・・。
ちなみにこの時点で朝から何も食べていなかった・・・。自業自得だけど。ていうか、全部水曜の暴風のせいだ!
今日1日がずっとバタバタしていたせいなのか、飛行機の中ではずっと窓の外ばかりをぼんやりみていた。相棒に会える!とかいうワクワク感もなくてまるで出張のために飛行機に乗っているような感覚だった。会ったら私はどういう態度をとるのかなぁ?って考えてみても全然想像できなくて、それがなんとなく怖く感じた。子供のように泣いて相棒を困らせるのか、怒りが爆発して暴れるのか、それとも今のままのような感じで「だから何?どうでもいいんだけど」ってな感じで冷め切った態度になるのか・・・。自分がどうなるかわからないというのも恐ろしいものだ。
伊丹空港からバスやら電車やらを乗り継いで相棒の家の近くの駅まで行くと、相棒が待っていた。相棒は「よく来てくれたね、ありがとう」といつもと変わりなく言った。その後帰り道の途中にあるファミレスでご飯を食べた。私の正面に座る相棒はいつもと同じだったけど、私の相棒を見る目は変わっていたと思う。話をしていても頭の隅では常に違うことを考えているような感覚だった。違うことといっても、それは奥さんのこととかばかりなんだけど。そういうわりには、私は楽しく話をしようとあれこれ自分から話をしていた。なんていうのかなぁ?頭の中が2つに区切られていて、片方では奥さんのこととかを考えたりしてて、もう片方ではそれを相棒に悟られないようにと色々話そうとしているという感じ。でも、ついついじっと見つめてしまうこともあったりしたから、相棒も私がちょっと構えているってな風に感じていたのかも。
家に戻ってからも相棒は今までと変わりなくて、過去に関する話もでないまま寝ることになった。私はいつになったらそのときが来るのかと心の中ではずっとドキドキしていたっていうのに。相棒があまりにもいつもと同じだったから、なんとなく私から話を切り出せなかった。それに相棒が変わりないって事で、相棒のペースに流されてたのかもしれない。あと、今まではずっと電話だけのやり取りだったから、ある意味現実感がないところもあったけど、会ってみたけど何も変わりないので、現実として受け止めたくないというか実はそうじゃないのかもというあやふやなままにしておきたかったのかも。どうだろう。よくわかんないけど。
二人並んで寝ていたら相棒が私にくっついてきて、そうしてるうちに頭の中でぐわーっと色々なことが駆け巡って思わず泣いてしまった。私が色々考えてるというのに、何もないかのようにしている相棒に対して頭にきたのかもしれないし、相変わらずの奥さんへ対する嫉妬とか敗北感とか、よく覚えてないけど一気にいろんな事が頭の中をグルグル回りだしたような感じで、それに耐えられなくて思わず泣いてしまったような感じだった。部屋が真っ暗だったから相棒は私の様子にはすぐに気がつかなかったみたいで、私が肩を震わせているのに気がついたら「どうしたの?」とびっくりしていた。その後私から離れて「ごめんね」と謝っていた。私は相棒に背を向けてひたすら泣きじゃくり、そのまま寝てしまった。その間相棒は何も言わなかったし、どうしていたのかもわからない。私をどういう目で見ていたんだろうか?呆れてたんだろうか?いや、もしかして相棒も私に背を向けて寝たのかもしれない。とにかく相棒はかなりびっくりしたに違いない。
こんな感じで1日目が終了。
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